ターボチャージャーとは?
ターボチャージャーのメリット
自動車などの動力源として働く装置がエンジンです。
ターボチャージャーを利用することで、エンジンにより多くの空気を送り込むことができるようになります。
たくさんの空気を得られたエンジンはより大きな爆発を行えるようになり、一回り大きなエンジンと同等以上のエネルギーを生み出すことができます。
ターボチャージャーを搭載することで、乗り心地を変えることなく燃料消費量を削減することができるので、省エネ効果もあります。
ターボチャージャーは、IHIグループが環境に配慮した製品として自主的に基準を定めている「IHIグループ環境配慮製品」に認定されています。
ターボチャージャー構造図
ターボチャージャーは、大きく分けてタービンとコンプレッサ、それらを同軸上で支持するベアリング部から構成されます。
ターボチャージャーは高温下(約900度)で高速回転(約20万回転/分)している精密部品です。
ターボチャージャーを構成する部品には、高品質な素材と高い加工精度・バランスが求められ、一つでも欠けると必要とされる性能が発揮されないだけではなく、最悪の場合はエンジンの故障にもつながります。