RBI/RBM

Risk-Based Inspection/Maintenance
リスクベース インスペクション/メンテナンス

<石川島播磨重工業(株) 技術開発本部基盤技術研究所>

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IHIはRBI/RBMで、

各種プラントや設備機器の

稼働率の向上とメンテナンスコストの削減を、

同時に実現します!

 

カンタンRBM!


RBI/RBMとは


Risk-Based Inspection/Maintenanceの略で、

プラントや設備機器に対し、ブロックごとの『リスク』の大きさを評価し、

これを基準に検査(Inspection)、補修(Maintenance)を計画する手法です。

            (注)   『リスク』=損傷の発生しやすさ(Likelihood) × 被害の大きさ(Consequence)

 

メジャー系石油プラントで利用が始まったRBMは、

API(米国石油協会)やASME(米国機械学会)が普及を推進し、

今では欧米の石油化学、発電プラントにまで、幅を広げようとしています。


RBM実施効果例

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上図は1988年からRBMを導入したボイラで
稼働率が向上したことを示しています。


RBI/RBM作業手順

STEP1      準備

(1).評価領域、期間を決める。

(2).ブロックに分割する。

(3).設計、運転、検査等、データを入力する。

STEP2      リスク評価

(1).ブロックで想定される損傷ごとに、「発生しやすさ」、「被害の大きさ」を評価する。

(2).(1)をもとにリスクランキング表を作成する。   

STEP3      検査・補修計画策定

(1).危険域に対する検査・補修項目の追加、更新を計画する。

(2).非危険域に対する検査・補修項目の削減を計画する。

STEP4      リスクの再評価

(1).STEP2の要領で、リスクランキング表を再度作成する。

(2).リスクランキング表の全領域の安全を確認する。

以上の手順で検査・補修計画は決定される。


リスクランキング表
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IHIには各種設備・機器の

設計、製造、検査、損傷解析に関する

多数の熟練技術者がおり、

リスク評価に関して高い能力を有しています。

みなさまのお役に立てると考えています。

お問い合わせはこちらまで。


石川島播磨重工業(株)
技術開発本部基盤技術研究所
博士(工学)  木原 重光
TEL:045-759-2227  FAX:045-759-2210
E-Mail:shigemitsu_kihara@ihi.co.jp