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航空・宇宙・防衛事業領域

株式会社アイ・エヌ・シー・エンジニアリング

会社紹介

技術本部機械システム部

  • 島 敏晃
  • Toshiaki Shima

2014年入社
理工学研究科 機械システム工学専攻 卒

島 敏晃

事業の概要をご説明ください。

当社は、1977年(昭和52年)に石川島播磨重工業株式会社(現株式会社IHI)から、航空機用エンジン運転設備及び騒音・振動防止機器の技術開発、コンサルティング、設計、製造、建設事業を分離して誕生した会社です。以来、航空機用エンジン運転設備及び防音・防振技術の専門メーカーとして、陸・海・空の多岐にわたる分野のニーズにお応えしております。

入社を決めた理由は?

私は、航空宇宙の仕事がしたいと思って就職活動を行い、INCに出会いました。それまでエンジン試験設備については知りませんでしたが、高高度状態を模擬したエンジン試験設備や、新しいエンジンの開発試験設備などは、設備側だけでなくエンジン側の知識も必要になることや、ただ設計するのではなく、お客さまや協力会社との調整など、幅広い仕事に携われると知って、私も将来そういった技術者になりたいと思い入社を決めました。

現在のお仕事の内容を具体的に教えてください。

船舶用エンジンの地上試運転設備の設計を担当しています。IHI呉工場では船舶用エンジンを出荷しており、その出荷前エンジンの地上運転設備をINCで設計しています。その中で私は、設備内の現地調査から、配管ルートの設計・使用する機器の選定・強度解析を用いての架台設計、さらには施工会社との調整など、幅広い分野を経験してきました。特に設計では、既存の設備を利用しつつ、船舶で運転する場合と同様の条件が求められる仕事になっています。

やりがいを感じたエピソードや魅力を教えてください。

私は、調査・設計から工事と一貫して携われるところにやりがいを感じます。自分の設計で、車より大きな減速機やガスタービンの配管がつながり、3階建ての試験設備が組み上がっていくのを見ると、大変やりがいを感じました。また、INCの魅力は様々な試験設備を設計・開発できることだと思います。IHIグループということもあり、エンジンを運転する側と一体となって設備の仕様を決めるなど、ただ設計を行う下請けの関係とは大きく違うことがINCの魅力だと思います。

社風や職場の雰囲気について教えてください。

INCは、自らが主体となって動ける社風だと感じます。入社前から少数精鋭といったイメージを持っていましたが、実際に研修後すぐに仕事を任されるなど、やる気さえあればどんどん活躍できる会社だと思います。一方で、上司や先輩方へ質問した際も、様々な資料を使って親身に答えてもらえるなど、とても温かな雰囲気もあります。特にレク活動では、全社員参加での屋形船貸切やボウリング大会など、仕事以外でも過ごしやすい職場だと感じています。

今後の目標は何ですか?

まずは自分の仕事を確実にやり遂げることを目標としています。まだまだ図面や仕様書などに不備が多く、協力会社からこんなものは作れないと連絡を受けたり、お客さまの要求を見落としたりなど、いまだに上司や先輩方にフォローしてもらうことがあります。まずは自分の仕事は確実に進められるようになることを目標とし、最終的には、自分の受け持った仕事は誰にも負けない知識を持った専門家になりたいと考えています。

就職活動中の学生に向けて、IHIグループや御社の魅力をアピールするメッセージをどうぞ。

INCを含めIHIグループでは熱意をもって仕事をする方を大いに歓迎します。知識や技術などは入社してから身につけられますが、仕事への熱意は身につけようがありません。みなさんも就職活動中は、面接対策やエントリーシート作成などに時間をとられ、一日があっという間に過ぎてしまっているのではないでしょうか。そんな厳しい中でも、自分が納得できるまでエントリーする会社を調べて下さい。特に、自分の見知った企業だけでなく、少しでも興味があれば深く掘り下げて、熱意の持てる仕事を見つけてください。

島 敏晃