
BUSINESS
全体統括
高度情報マネジメント統括本部
Intelligent Information Management HeadquartersIoT/ICT技術を駆使し、IHIグループのビジネスに貢献する。
IoTやICT技術とIHIグループの製品を融合させた新たなビジネスを創出
営業から生産、メンテナンスまでバリューチェーン全体の業務プロセスを最適化
IHIグループの情報資産を守る情報セキュリティを維持・強化
CASE STUDY 最新プロジェクト事例
脱炭素ソリューションの
高付加価値化
「環境価値管理プラットフォーム」
製品に新たな付加価値をつけてお客さまへ提供するため、ブロックチェーン技術を活用してCO₂排出量のトレーサビリティを管理し、カーボンクレジット化のプロセスを簡略化し迅速に環境価値を届ける「環境価値管理プラットフォーム」を開発しています。

デジタル技術による
業務プロセス改革
「Chat-IHI」
業務効率化・リードタイム削減などを⽬的とした業務プロセス改⾰のために、近年注⽬されている⼤規模⾔語モデル (Large Language Model:LLM)を利⽤した「Chat-IHI」を構築し、省⼈化を進めています。

安全性と利便性を両立した
ITインフラ
IHIグループのDXを推進していくため、これまでのIHIグループ内の人に限定されて提供されていたITインフラを見直し、お客さまやパートナー会社と価値を創出できる安全性と利便性を両立した新しいITインフラを構築しました。

脱炭素ソリューションの
高付加価値化
「環境価値管理プラットフォーム」
製品に新たな付加価値をつけてお客さまへ提供するため、ブロックチェーン技術を活用してCO₂排出量のトレーサビリティを管理し、カーボンクレジット化のプロセスを簡略化し迅速に環境価値を届ける「環境価値管理プラットフォーム」を開発しています。

プロジェクトの背景
多くの企業でCO₂排出量の削減目標を掲げていますが、サプライチェーンにまたがってCO₂排出量の確からしさ(トレーサビリティ)を担保することは難しく、またそれ故に削減量をカーボンクレジット※化する際にも人手での確認作業を要するため煩雑な手続きや費用が負担となっています。
そこで環境価値管理プラットフォームではブロックチェーン技術によりCO₂排出量を改ざん不可能な情報として管理することで、CO₂排出量のトレーサビリティ確保、カーボンクレジットの迅速な創出を実現し、IHIの脱炭素ソリューションと組み合わせて提供することでさらなる付加価値を提供する仕組みを構築しています。
※CO₂削減量をクレジットとして発行し、企業や個人などで転用可能にするもの。
デジタル技術による
業務プロセス改革
「Chat-IHI」
業務効率化・リードタイム削減などを⽬的とした業務プロセス改⾰のために、近年注⽬されている⼤規模⾔語モデル (Large Language Model:LLM)を利⽤した「Chat-IHI」を構築し、省⼈化を進めています。

プロジェクトの背景
IHIグループでは、⼈⼿に依存していた⽂書作成などの業務を効率化することを⽬指して、社内ChatGPTサービス「Chat-IHI」を開発しました。
Chat-IHIは、文書作成支援やコーディング支援、アイデア出し、分析・提案支援などの業務に活用され、それぞれの事例において作業時間が約5 割から9 割短縮される見込みが得られました。これらの業務改善活動を通じて得られた有用なプロンプト(Chat-IHIへの指示)は、ポータルサイトを通じて社内に共有しています。
また社内の業務プロセス改革を一層進めていくために、RAG(Retrieval Augmented Generation)と呼ばれる、外部の情報源を結びつける技術を用いて、Chat-IHIの回答に社内規定をはじめとした社内データを反映するための取組みを進めています。今後は社内の業務プロセス改革の実現に向けたChat-IHIの徹底活用に加えて、お客さま向けのサービスにおけるLLM活用も進めていきます。
安全性と利便性を両立した
ITインフラ
IHIグループのDXを推進していくため、これまでのIHIグループ内の人に限定されて提供されていたITインフラを見直し、お客さまやパートナー会社と価値を創出できる安全性と利便性を両立した新しいITインフラを構築しました。

プロジェクトの背景
これまでのIHIのITインフラは、社内と社外の境界に強固な壁を作り、内部の情報を守るというものでしたが、働き方改革によるリモートワークの増加や、お客様やサプライヤとの情報共有などを推進していくために、従来の境界防御型のネットワークを見直す必要がありました。
ゼロトラストモデルを取り入れることにより、強固なセキュリティを実現しつつ、IHIグループ外の人たちとも安全に業務や情報を共有することができ、新たなコラボレーション・イノベーションを起こすことが可能となります。現在、この最先端のITインフラを利用して新たなビジネスを実現するシステムが構築されており、IHIグループのDX推進を支えるデジタル基盤として活躍しています。
高度情報マネジメント統括本部
社員インタビュー