電力インフラの構築を通じて途上国の経済発展や生活環境の向上に貢献できると考え、IHIに入社しました。先輩社員が学生の目線に立って誠実に話をしてくれる姿にも惹かれ、この人達と働きたいと思いました。
現在はガスタービン発電設備の調達管理を行っています。調達管理の仕事は、プロジェクト開始時の調達方針立案から関連部門とのスケジュール調整、発注後の納期管理、予算管理など多岐にわたります。プロジェクトを円滑に進めることが、私たちの重要なミッション。国内案件を3つ担当する私は、図面の発行予定日を設計部門に確認したり、発注期限の確認をしたり、サプライヤとの納期調整や工場・現場との納入スケジュールの共有を行ったりしています。また、新規プロジェクト受注に向けた調達品のコスト積算業務なども行っています。業務の流れを止めないよう、問い合わせや依頼にできるだけ早く反応することを心がけています。

新入社員の頃、設計から受け取った図面を手元に留めたことで仕事を止めてしまったことがありました。「設計部門は、期日どおりに図面を発行するため努力や苦労を重ねている。それを止めることは、彼らの努力を無駄にすることと同じだよ。」と当時の上司に言われた言葉が強く心に残っています。それ以来、手元に来た仕事は迅速に対応し、すぐに動けない場合には「いつまでに、どのような対応をするか」を伝えるようにしています。
IHIの魅力は、スケールの大きい仕事にチーム一体となって取り組めること。携わったビッグプロジェクトで「加茂さんが担当で良かった！」と言ってもらえたことがやりがいにつながっています。
「脱炭素」という事業環境の変化の中、IHIは次世代を担う事業の創出に力を入れています。それに合わせて調達環境も大いに変化していくはずです。何が起きても柔軟かつ迅速に対応できる調達パーソンになれるよう、着実に経験を積んでいきたいと考えています。