PEOPLE

社員インタビュー

技術開発本部 研究・開発 胡京雨
AI・センシング技術による知能化IHIをつくる!
技術系

技術開発本部

技術基盤センター センシング・エレクトロニクス開発グループ

研究・開発

システム情報工学研究科 知能機能システム専攻 修了

2016年入社

胡京雨HU JINGYU

CAREER

  • 2016年

    旧ロボット技術開発部の高度センシンググループに配属/確認車支援・障検アルゴリズム改良の業務を行う

  • 2019年

    技術基盤センターのセンシング・エレクトロニクス開発グループに異動/安全センサシステム開発・保守点検自動化開発の業務を行う

AI・センシング技術で、安全確保や自動化を実現。
AI・センシング技術で、
安全確保や自動化を実現。

少年時代に父親の職場(中国の石油大手企業)を見学し、重工業が好きになりました。IHIのインターンシップに参加した際に経営理念や会社の雰囲気、職場環境などが私の理想に近いと感じ、入社を決めました。
現在は機械式駐車場向けの「安全センサシステム」を開発しています。このシステムは「3D LiDAR(レーザを用いた3次元計測センサ)」の応用技術で、私は点群処理アルゴリズムの開発や、システム設計、性能評価作業を担当しています。また、可動部の多い機械装置のメンテナンス作業を支援するためのAI・画像処理による自動点検システムも手がけ、メンテナンス作業の安全確保や自動化を実現しています。その他AI関連工事の技術支援やAI・画像処理・点群処理の技術調査も行っています。
ラボ内での研究とは異なり,実社会で使用される機械装置の自動化においては、思いもよらないイレギュラーが出ることがあります。そのため、生み出したアイデアやアルゴリズムがすべての状況に対応できるかが、最も難しい部分です。

研究開発者は、“あきらめない心”が何より大切。
研究開発者は、
“あきらめない心”が何より大切。

重工業を事業の柱とするIHIでは大型設備の製造や設備の定期メンテナンスが不可欠で、その作業は安全が第一です。私の仕事は、先進的なAI・センシング技術によって作業やメンテナンスの自動化を実現し、作業中の危険を最大限に下げることです。
システムの開発中は、アルゴリズム設計の課題や検証試験の失敗など多くの壁に当たります。その壁を乗り越えるためには、根気とモチベーションの維持が重要。優秀なアルゴリズムを開発するためには数ヶ月におよぶ工夫の積み重ねが必要なので、根気がなければ絶対に成功できません。また、成功するまでモチベーションを維持する“あきらめない心”が何より大事だと私は思います。
今後の目標は、AI・センシング技術による高度知能化・自動化のIHI製品を生み出すことです。また、作業・メンテナンス中の安全リスクをゼロにできるよう、作業自動化への改革もめざします。

OFF SHOT

休日の午前を使って、日用品を買いにショッピングに出かけます。午後は子どもと一緒に遊びます。マスクをしっかり付けて、子どもが好きな動物園や踏切を見にいくこともあります。
ディナータイムを楽しんだ後は、子どもと一緒に勉強したり、テレビを見たりして休日の夜を過ごしています。

OFFSHOT

※記事内容は取材当時のものです。

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