PEOPLE
社員インタビュー

産業システム・汎用機械事業領域
IHI機械システム エンジニアリング部 開発グループ
設計
工学部 機械工学科 修了
2013年入社
西原 司NISHIHARA TSUKASA
CAREER
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2013年
IHI機械システム配属/新素材炉の見積・基本設計を担当
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2016年
海外大型工事、新規開発案件を担当
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2018年
社内テスト装置の立ち上げ、お客さまプロセスの開発・提案を開始
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2021年
新市場・新分野の開拓、お客さま新事業立ち上げに向けたテスト、装置設計を担当

構想を共に実現させる。
大学時代からプロジェクト単位での大型モノづくりに興味を持ち、長い歴史の中で蓄積された技術力に惹かれてIHIを選びました。入社後は産業機械の見積・基本設計を担当し、海外の大型工事や新規開発案件を手掛けました。その後、社内に自社製品を使ってサンプルテストを行える設備を立上げ、お客さまのプロセス開発に寄り添える体制を整えました。これをきっかけに今まで接点のなかったお客さまともつながり、今では様々な新しい分野で我々の装置をご使用いただいています。
そうした中、開発要素の多い製品の見積・基本設計を行う機会が多くなり、プロジェクトの進行を任されています。プロジェクトの期間は通常1~2年ですが、見積提案から考えると5年など長期間に及ぶこともあります。大変ではありますが、元々はお客さまの思い・構想でしかなかったものを、自らスペックや構造を決定して実現していける面白さがあります。想定通りの仕様を満たしてお客さまの信頼を得て、感謝されることには大きなやりがいを感じられますね。

熱処理は様々なものづくりに欠かせない技術で、自動車や半導体といった身近な業界も下支えしており、世の中の生活向上に役立っているという実感を持ちながら働いています。
自身が進行するプロジェクトにおいては、誰よりも理解し、曖昧なまま進めることなく、責任をもってやりきることを心がけています。最初の見積提案から基本設計、引き渡しまでを初めて一貫して対応した工事では、途中トラブルもありましたが、誠実に向き合い続けることで、最終的にはお客さまに大変満足していただける結果となりました。若いうちから担当者としてお客さまと信頼関係を築いていく上で、技術に対して誠実であること、責任感を持ち続けることはとても重要だと深く刻まれた経験でした。今後は、技術者として軸足を置きつつ、経営目線でも物事を考え、常に多角的な判断ができるよう経験を積んでいきたいです。そして情熱を忘れず、お客さまとともに成長し続けられる技術者を目指します。
※記事内容は取材当時のものです。