PEOPLE
資源・エネルギー・環境事業領域
システム設計部ガラス固化システム設計グループ
設計
総合理工学研究科 材料物理科学専攻 修了
2012年入社
内山 翠UCHIYAMA MIDORI
CAREER
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2012年
溶融炉プロジェクト部 設計グループへ配属/再処理工場のガラス溶融炉に係る基本設計業務を行う
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2016年
技術開発グループに異動/再処理技術に関する開発業務を行う
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2019年
除染廃炉・原燃技術部に異動/再処理技術に関する事業のプロジェクト業務を行う
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2020年
システム設計部に異動/再処理技術に関する開発業務を行う
廃棄物の安定化をめざす。
発電所や使用済み燃料の再処理施設などで発生する廃棄物の安定化・減容化に向けた、ガラス固化による再処理事業の技術開発をしています。再処理事業では開発案件が多く、国からの委託事業として実施する技術開発業務も多々あります。大学などの社外研究機関と連携することも多く、国内外の学会に参加して成果報告や情報収集を行うこともあります。最近では国際学会もオンライン開催となり、参加しやすくなりました。
細かな技術の開発業務では、自分の業務だけに着目しているとお客さまや世の中の役に立っている実感が得づらいため、開発の背景や大本の目的を意識して大きな目で見ることに努めています。また、将来を見据えたテーマの研究開発では、成果が運用されるまでに時間がかかることが多いと言えます。しかし、実際に運用されることをイメージして取り組むことで、やりがいを感じられます。
エネルギー安定供給に貢献したい。
IHIは、ガラス固化施設を製造している国内唯一のメーカーです。日本の再処理技術の向上に大きく貢献してきた先輩方と働けることを、とても誇りに感じています。エネルギー関連のニュースはテレビや新聞で毎日のように目にするため、人々の役に立てる技術の開発に携わっていることも実感できます。
私たちの仕事は複雑で高度な技術を扱い、社内外の機関と連携して進める業務が多いため、技術的にも工程的にも壁が発生します。そのたびに頼りになる先輩や上司に助けてもらってきました。必要な助言やサポートはするけれど若手であっても担当者に業務を任せる雰囲気がある会社なので、仕事を通じて成長させてもらっていると感じます。私の目標は、将来の事業化を見据えたうえで実現に向けたシナリオを描き、実行できる技術者になることです。周囲の方々と協力して生み出した成果が社会に採用されて再処理事業に貢献し、エネルギーの安定供給に寄与できることを夢見て頑張ります。
新型コロナウィルスの流行前は家族や友人とよく旅行をしていました。仲の良い同期や先輩方と食事に行くことも多かったです。自然が豊かなところで美味しいものを食べて、のんびりリフレッシュするのが好きです。また出かけやすい世の中になったら集まりたいと思っています。
最近は人の少ない時間帯をねらって近所の公園を散歩したり、家でお菓子を作ったり、読書をしたりと、ゆっくり過ごしています。
※記事内容は取材当時のものです。