内定者座談会

内定者座談会

Member

  • 沖原 麻耶[技術系]

    【学部】
    物質理工学院 材料系 【配属予定】
    航空・宇宙・防衛事業領域
    防衛システム事業部 開発部

  • ガンフー フレルバートル[技術系]

    【学部】
    工学府 建設システム工学専攻 【配属予定】
    社会基盤・海洋事業領域
    橋梁・水門SBU
    株式会社IHIインフラシステム
    橋梁技術室 設計部

  • 池田 涼未[事務系]

    【学部】
    国際社会学部 国際社会学科

  • 竹内 仁之輔[事務系]

    【学部】
    経済学部 経済学科

  • IHIについて

  • 就職活動について

  • 皆さんの就職活動の大まかな流れを教えていただけますか。

  • 沖原/私は修士1年の5月頃から、合同説明会に参加して情報を集め始めました。その後は、夏に2週間と1day、冬に1週間のインターンシップに参加しました。その他ではOB訪問や工場見学も積極的に行いました。
    池田/3年生の夏までマレーシアに留学していたため、就職活動が本格化したのは秋以降でした。インターンシップや説明会に参加し、3月までにエントリーする企業を絞りました。
    竹内/私も部活の関係で真剣に就職活動を始めたのは3年の10月頃でした。11月頃から部活動と調整をしながら合同企業説明会に参加し、3月からはエントリーや説明会、OB訪問でかなり忙しくなりました。
    ガンフー/私は何から始めて良いのか全く分からなくて悩みは多かったです。修士1年の時に同じモンゴルの先輩から就職活動の基礎知識の本をいただき、自己分析や企業研究をしていきました。

  • 池田/ガンフーさんは日本の就職活動に戸惑いはありませんでしたか?
    ガンフー/いっぱいありました(笑)。流れが分からなかったし、まずビジネス用語を覚える必要がありました。
    沖原/どのように覚えたのですか?
    ガンフー/学内で留学生に向けたビジネス日本語講座というのがあって、そこで覚えました。日本語の難しさを再確認しました(笑)。竹内さんも部活との両立は大変だったのでは?
    竹内/そうですね、部活もかなり忙しかったので、今思えばもっと早めに就職活動をスタートさせるべきだったと反省しています。

  • 企業研究はどのように進めましたか?

  • 池田/私はまず就活サイトで情報収集をして、その中から気になった企業のインターンシップに応募しました。それから大学で開催されるガイダンスや合同説明会などに積極的に参加しました。
    ガンフー/同じく学内合同説明会は積極的に活用しました。幅広い業界の企業の話を聞けるので比較検討できる場だと思います。
    沖原/私の場合は、早い段階から「航空機関連」という企業選びの「軸」を決めていたので、かなり絞り込んだ企業研究をしました。
    竹内/私はOB訪問をしたり、資料館に行ったり、書籍を読んだりしました。中でも社員の方の話を聞くことが一番企業研究になったと感じています。ところで沖原さんの絞り込んだ企業研究とはどのようなものですか?

  • 沖原/例えば、航空機のどの部分が強みなのかとか、航空機を開発・製造だけでなく運用する航空会社などの仕事も調べました。その中で自分の志向性に合うのはどの企業なのかという視点から絞り込んだ感じです。
    池田/私はかなりの数のインターンシップに参加したのですが、やはり1dayでも体力的に疲れます。そんな経験を踏まえると、ある程度はインターネットで企業研究をして、参加する企業を絞り込んだ方がいいかもしれません。
    竹内/企業を絞り込んだら社員の方に聞きたいことを正直にぶつけるのも手ですね。リアルな話が聞けますから。それから私の場合は、IHIに興味を持ってからは、資料館まで足を運んで歴史の勉強もしましたよ。
    ガンフー/それはすごい。その熱意と行動力はさすがに体育会系ですね(笑)。

  • 就活で役立ったものがあれば教えてください。

  • ガンフー/私の場合はビジネス日本語の授業に積極的に参加して、プロの講師からビジネスマナーを学んだことですね。それから寮の日本人同級生とお互いに協力しながら模擬面接をして、意見交換をしたのも自信につながりました。
    竹内/私も部活の寮で同期の友人と面接練習をしました。そのおかげで一次面接では面接官の方からお褒めの言葉をいただきました。
    沖原/友だちの存在は大きいですよね。自己分析でも自分ではわからない客観的な意見をもらうことができますしね。私の場合は同じ研究室の同期に、落ち込んだ時の悩み相談相手になってもらうなど、心の支えになってもらいました。

  • きました。
    竹内/私もそうです。結果が伴わなかったときは、「クヨクヨしていないでラーメンでも食べに行こうぜ!」といった感じでお互いが励まし合えた感じですね(笑)。
    池田/なるほど(笑)。私の場合は、元々は同級生なのですが、私が留学で1年休学しているため、社会人になっている友人からエントリーシートの添削や経験者だから知っているアドバイスを受けたのが大きかったですね。心の余裕が生まれたような気がします。

  • 最後に、学生のみなさんへのメッセージをお願いします。

  • 竹内/とにかくしっかりと準備をすることです。私の場合は部活で忙しかったこともあり、時間的な制約がかなりありました。時間がない中で就職活動をすることは精神的にも苦しいので、早め早めに用意することをお勧めします。自己分析や筆記試験対策、面接練習、OB訪問などはやりすぎと思えるぐらいやった方が良いと思います。
    池田/就職活動は企業と出会う期間であると同時に、自分と向き合う時間でもあると思います。過去・現在・未来の自分としっかり向き合ってベストな選択をしてください。

  • 沖原/就職活動で何を軸にして企業を選ぶのかは自由ですので、まずは自分の考えたことや感じたことを大切にして欲しいですね。それと同時に自分だけの考えでは至らないことも多々あると思うので、多くの人とコミュニケーションを取ることをお勧めします。その中で参考になる意見は活かして役立ててください。
    ガンフー/今まで知らなかった自分の新しい一面を発見できるのも就職活動の魅力のひとつです。周りの人から様々な意見を聞く中で、自分の長所に気づくこともあります。そのような「自分探し」と同時に、将来何をしたいのかを明確にして、自分のしたいことができる企業に出会えるよう頑張ってください。

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