社員紹介
PEOPLE
人事部 人材開発グループ
2010年入社
国際総合科学部 卒
IHIで働くすべての人を、
企業の財産として育てる。
IHIには「人材こそが最大かつ唯一の財産である」という経営理念があります。優秀な人材の確保および教育は企業の発展には欠かせません。私が所属する人材開発グループは社員の教育を担い、社員一人ひとりに対して働きやすい環境を構築し、働く意識と能力を高める業務に取り組んでいます。その中で、私が主に担当している仕事の一つが社員の階層別教育です。新入社員から基幹職まで、各ステップで必要な知識や技術を習得するための教育プログラムを企画・実行しています。また、IHIが推進するダイバーシティへの取り組みの一環として、女性活用推進のための教育・研修の実施も担当。いずれも、現場の社員の声を一つひとつ丁寧に拾い上げ、会社全体を誰もが働きやすい環境へと改善していくことを目的としています。さまざまな社員と接する機会が多く、人とのコミュニケーションを大切にする方には、非常にやりがいのある仕事だと思います。
相馬工場での人事経験が、
現在のモチベーションの原点。
私は現在、本社で全社教育に主に携わっていますが、入社当初は福島県にある相馬工場の人事を担当しました。三年間、現場で働く社員と密にコミュニケーションをとり、周りの人たちから沢山支えられながら仕事をしました。また、一年目には東日本大震災を経験し、被災した相馬工場の復興に工場一丸となって取り組みました。これらの経験から、IHIの社員はチームワークや仲間意識が強く、誰かが困っていたら自然と動ける人ばかりという印象があります。自分のことより、まず相手のことを考えることの大切さを教わりました。また、人事は工場長や部長・課長という役職者と接する機会も多く、誰とでも臆せず話せるコミュニケーション能力もここで鍛えられたと思います。こうした経験の数々が今のモチベーションにつながっているのは確かです。
社員満足度No.1を実現する
教育体制づくりをめざして。
人材教育は企業の根本を支える大切なもの。将来を担う優秀な人材を育てるために、必要な教育を必要な人に提供できる体制づくりが必要です。特に大企業の場合、業務に携わる人が大勢いるうえ、性別・年齢・国籍・役職もさまざま。今後ますますグローバル化が進む中、IHIが世界の競合会社に勝てる企業へと成長していくためにも、社員はもちろん関係会社まで意識レベルを合わせることが、より精度の高いモノづくりには必要だと感じています。私の目標は、そうした課題をクリアして、IHIを社員満足度No.1の企業にすることです。人材教育という面から、世界の人々を支えるモノづくりに貢献していきたいと思います。
学生時代は勉強やサークルなど、何でも目標を持って一生懸命に取り組むことが大切だと思います。私の場合は、重工業の会社で働きたいという目標を持って勉強をしてきたので、リーマンショック後の採用不況の中でも頑張ることができました。就職活動で壁にぶち当たっても目標があれば、きっと乗り越えていけるはずです。