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財務

大河内雅也

取材当時
財務部 計画業績グループ
2006年入社
経済学部 経営学科 卒

大河内雅也

求められるのは、グローバル企業の経営を担うという気概。

大河内雅也

世界規模のビジネスに経営管理で関わる醍醐味。

計画業績グループは、財務部の中でも業績測定や評価といった管理会計を担う部署です。その業務の主な役割は経営層の意思決定をサポートする情報提供。私たちの報告をもとに、IHIグループ全体の業績管理や予算編成が行われ、グループ内のPCDAやリスク管理に反映されていくので、経営層への報告内容に対しての責任は重大です。
私が担当しているのは連結ベースでの業績管理です。グローバル化に伴い増加するIHIの関係会社は海外を含めて250社以上。その業績管理に必要な情報ルートの確保、課題の抽出などを行っています。特に海外の場合、時差や風習・文化が異なるうえに、国ごとの会計制度や税制改定もあり、それらを把握するだけでも大変ですが、スケールの大きな世界規模のビジネスに関わる醍醐味も実感できます。

プロジェクト成功に導いた、財務の経験と手腕。

IHIと関係会社の同分野の同事業をひとつにまとめ、新会社を立ち上げるプロジェクトに携わった経験があります。いわゆる事業統合ですが、企業を根本から変える構造改革のようなもの。いくら同じような業務とはいえ、元が別会社なので、業務管理の仕方が違えば使っているシステムも違います。そのような状況で新会社を運営していくには何をしなければいけないか、という部分まで入り込み、業務管理の仕方、データの所有から移行方法にまで関わりました。その結果、大きな混乱を招くこともなく、新会社のスムーズな立ち上げに成功。新会社で事業に携わる方々から「ありがとう」と言われた時は、自分の財務経験が役に立ったうれしさとやりがいを感じずにはいられませんでした。

大河内雅也

大河内雅也

財務としての成長の鍵は、経営者の視点。

財務部の主な仕事は情報の収集や数値の集計、分析、報告ですが、ただ業務をこなすのではなく、自分が経営を担っているという意識を持つことが大切だと感じています。その数字が持つ意味を読み取り、その先の展開を考えて動ける財務になること。それが今の私の目標です。
重工業は成熟産業と言われますが、新しいビジネスやグローバル化への対応など課題は多く、新しい管理の仕組みが必要とされています。従来のスタイルにこだわらず、新しいことに次々挑戦していきたい方には、きっと刺激のある環境だと思います。

就活中の学生へのメッセージ

就職活動は自分の将来を決める大切なものです。最後まであきらめることなく、自分が納得できるところまで頑張って活動してほしいと思います。IHIは、何事も成長したいという気概や向上心を持って取り組めば必ずチャンスを与えてくれる会社なので、興味を抱いたらぜひアプローチしてみてください。

大河内雅也

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