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船舶用減揺装置

IHIグループが提案するハイブリッド式減揺装置の原理

ハイブリッド式減揺装置の原理

船体が動揺すると、減揺体と呼ばれる錘りが円弧レール上を自然に振り子運動し、 波の力と反対方向の力を発生して動揺を小さくします(パッシブ方式)。 さらに、センサで検出された横揺れ情報に基づき、減揺体を電動モータで最適制御し、減揺効果を高めます(アクティブ方式)。 ハイブリッド方式は、振り子の原理(パッシブ方式)と電動モータ制御(アクティブ方式)の長所を組み合わせて、 小さな動力で高い減揺効果を発揮させる方式です。



■大型船舶用ハイブリッド式減揺装置
海洋気象観測船用減揺装置
船体仕様
(排水量 [t])
調査監督船
(190)
海洋地球研究船
(8672)
設置台数 1台 1台
減揺体重量 [t]
(排水量の約1%)
3.5 100
ストローク [o] ±1100 ±4000
装置固有周期 [sec] 4.0 13.0
装置総重量 [t] 6 170
装置寸法
(L×B×H [m])
4.0×1.8×1.5 14.5×4.5×4.3
■起重機船吊り枠用アクティブ式制振装置
起重機船吊り枠用アクティブ式制振装置
船体仕様
(定格吊上能力 [t])
起重機船
(3000 )
設置位置 吊り荷吊り枠上
設置台数 1
制振体重量 [t] 35
ストローク [m] ±2.0
対象周期 [sec] 7
装置総重量 [t] 60
装置寸法
(L×B×H [m])
11.7×3.2×2.3

小型船用パッシブ式減揺装置

対象船
(排水量 [t])
レジャーボート
(2.5)
レジャーボート
(3.3)
レジャーボード
(2.5)
レジャーボード
(4.4)
遊漁船
(8.6)
設置台数 [台] 1 1 1 1 2
減揺体重量 [kg] 40 65 50 105 160
ストローク [mm] ±450 ±450 ±450 ±600 ±510
装置固有周期 [sec] 2.42 2.31 2.42 2.61 2.8
装置総重量 [kg] 72 110 82 190 300
装置寸法
(L×B×H[m])
128×0.34
×0.36
1.36×0.42
×0.42
1.28×0.34
×0.36
1.75×0.38
×0.59
1.56×0.39
×0.75