建築物の断熱性や景観の向上などを目的として、屋根や屋上に植物を植えて緑化することを屋上緑化と言います。
同様に建物の外壁を緑化することを壁面緑化と言います。
環境問題への対応を迫られる昨今案出された技術と見られがちですが、古くは屋上庭園などの形で建造されており、ヒートアイランド現象抑制効果を期待できることなどから近年再認識されています。
植栽される植物種としては多肉植物のセダムが一般的でしたが、最近の研究から植物組織内から水分を放出し難いことから十分なヒートアイランド現象抑制効果は期待できないとも言われています。
セダムに代わり最近注目を集めているのが、砂漠緑化の研究にも使われているイワダレソウです。