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校庭緑化・芝生管理の用語集

マルチング(英:mulching)

フィルムなどで植物の根を覆い隠し、保護することをマルチングといいます。

畑で見られる黒色のマルチング用フィルムは、作物の根を外気温や雑草から守るために使われます。芝生管理においては、刈り芝を微細化し、芝草の根元の床土上に散布する方法のことを言います。

マルチングにより、刈芝は速やかに分解され、肥料として役立てることができます。さらに、雨粒が跳ねて葉に土壌中の病原菌が付着するのを防いだり、夏季には直射日光により茎部が蒸れるのを防ぎ、冬季には根部を保温し、外気から守ることができます。

また、雑草の防除にも有効です。さらに刈芝廃棄のためのコストやエネルギーを軽減することも可能な環境に優しい技術です。

しかしながら、微粉砕した刈芝は条件により異なりますが、芝草には難分解のリグニンが含まれるため通常完全に分解されるまで3~ヶ月を要します。従いまして、本作業は1シーズンに1~回実施することが望ましく、頻繁に行うと微生物による分解速度が粉砕芝の集積速度に追いつかなくなってしまい、未分解有機物残渣(サッチ)として、芝生の生育に様々な悪影響を与えてしまうこともあります。ご注意ください。

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