Paul Wurth IHI Co., Ltd.

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JFEスチール(株)西日本製鉄所福山地区殿向け第6コークス炉A炉団

JFEスチール(株)西日本製鉄所福山地区殿向け第6コークス炉A団
  • JFEスチール(株)西日本製鉄所(福山地区)殿向け第6コークス炉A炉団
  • 門数:52門
  • 生産量:420,000t/年

当社は、JFEスチール(株)西日本製鉄所(福山地区)向けに第6コークス炉A炉団を納入し、同設備は2026年8月31日に稼働を開始しました。

本設備は、大型コークス炉として国内で初めてスタンプチャージ方式を採用したものです。当社は、炉体の設計・製作・試運転調整に加え、石炭を高密度化して炉内に装入する機能を有した押出機(SCPマシン)および乾留時に大量に発生するガスを隣接する窯へ適切に分配するガス移送車(CGTカー)の設計・製作・据付工事を担当しました。

従来のトップチャージ方式では、粉末状の石炭を炉の上方から装入します。これに対しスタンプチャージ方式では、あらかじめ石炭を圧密成型して石炭ケーキをつくり、炉の側方から装入します。石炭を高密度かつ均一に成型することでコークス品質の向上が期待でき、使用する原料炭の選択肢も広がります。これにより、生産効率の向上と操業コストの低減に寄与します。

本設備は、炉体にポールワース社の単窯圧力制御技術「SOPRECO®」を採用し、コークス炉一窯ごとの圧力を連続的に制御するとともに、石炭の装入時および乾留初期の吸引力を高めることで、炉の開口部からの生ガスの漏出を抑えます。これにより、スタンプチャージ方式で課題となる装入時の発煙や粉じんの低減を図っています。また、炉体には超低NOx燃焼システムを採用することで、安定した加熱と燃焼効率の向上を図りながら、NOx排出量低減を実現します。

日本初のスタンプチャージ方式コークス炉導入に際し、ポールワース社が世界各地で蓄積してきたコークス炉技術と、IHIが培ってきたエンジニアリング力およびプロジェクト遂行力を結集し、本プロジェクトを完遂するとともに、このたび稼働を開始しました。

当社は、今後も製銑・製鋼プロセスにおける幅広い製品・技術を通じて、お客さまのニーズに応じた最適なソリューションを提供し、生産効率の向上や環境負荷の低減を実現することで、日本の製鉄業界の競争力強化と脱炭素化の実現に貢献してまいります。