IHIインフラシステムは積極的な海外展開により、国内だけでなく、海外でも大きな実績を有しています。社会を支える橋梁や水門、制振装置などの社会基盤の建設(据付)や保守を通して、皆さまに安心、安全、そして快適な生活を提供しています。長年培った海外橋梁・水門での実績とノウハウを活かし、今後も世界のインフラの発展に貢献していきます。
IHIグループが手掛けた海外橋梁の中で最長で、建設時は世界第4位の吊橋です。平成28年度 土木学会田中賞・2017年度 日本鋼構造協会 業績表彰 協会賞を受賞しました。IHIグループは、この工事を一括して請負い、2016年6月に引渡し、開通しました。
アメリカでの30年ぶりの本格吊橋の建設でした。お客様からの厳しい品質要求に対応し、トラフの溶接において80%溶け込みも実現しました。さらに大ブロック製作、輸送により現地の作業量を大幅縮小し、施工しました。
平成13年度土木学会田中賞を受賞した工事です。当社単独による道路、下部工を含め、製作、施工の一括施工を実施しました。現地では-50度~+50度まで温度が変化する環境へ対応するとともに短工期を実現しました。
世界的にも珍しい6径間連続合成斜張橋を各主塔からの完全バランシング架設にて建設し、平成26年度 土木学会田中賞を受賞しました。 別名『日越友好橋』と呼ばれ、文字通り日本とベトナムの友好の懸け橋として、またハノイ発展の象徴として住民に愛されるモニュメントとなりました。
当社はリーダーとして道路、下部工を含め、製作、施工を一括担当しました。斜張橋を含む、17径間連続桁で構成されています。現地ローカル製作会社にて製作を実施、品質および工程管理の短工期を実現しました。
ハノイとホーチミンを結ぶ鉄道の架け替え工事です。トラス21連を主としたダラン橋梁と、トラス4連を主としたソンカイ橋梁とからなり、既設下部工の補強、新設、撤去を施工しました。
KENYA ELECTRICITY GENERATING COMPANY LTDより受注したダム洪水吐ゲート設備工事です。ダムの堤頂部に設置されるゲートであり、異常洪水時にダム天端からの越流を防ぐための非常用ゲートとして使用されます。
フィリピン公共事業省より受注したラジアルゲートの工事です。表面が円弧状で、その曲線の中心を軸として回転することによって開閉する構造をしており水を制御するために、河川を横断して設けられています。
トルコ共和国運輸省道路庁より受注した第一・第二ボスポラス橋 大規模補修工事です。吊り橋の主ケーブルのラッピングワイヤ取替工事や 主ケーブルの除湿システム設置などを施工しました。