九州電力(株)竜郷発電所に10,000kWディーゼル機関を納入、商用運転開始

 2006年6月22日~23日、九州電力(株)竜郷発電所において6号機10,000kWディーゼル発電装置受取試験が行われ、新潟原動機製ディーゼル機関(16V46HX)が九州電力(株)殿に無事引渡しとなりました。

 竜郷発電所は、鹿児島県奄美大島内にあり、他発電所(古仁屋、名瀬)と共に島内の電源をディーゼル発電装置でまかなっております。
今回、6号機の増設が完了し、内燃力発電所としては五島列島の新有川発電所と並び60,000kWの発電能力をもつ日本最大の内燃力発電所となりました。

 竜郷発電所は、1980年6月に1号機が営業運転開始となり、1、2号機はIHI製、3~6号機は新潟原動機製とすべてのディーゼル機関がIHIグループで占められております。

 また、今回はディーゼル機関が及ぼす様々な環境問題に対応するため、騒音、振動、黒煙対策などの新技術を導入しており、客先ニーズに応える製品を納入することができました。