物流システム事例 血液センター埼玉製造所 | IHI物流システム

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株式会社IHI

医薬・医療
大切な血液を厳格な管理で保管。必要な方へ確実に迅速に提供。 日本赤十字社関東甲信越ブロック 日本赤十字社(埼玉)

血液センター埼玉製造所[埼玉]

日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センター埼玉製造所の役割は、安全で有効な輸血用血液を地域の血液センターを介し、医療機関に迅速に供給することです。この施設では、北関東信越6県(埼玉、茨城、栃木、群馬、新潟、長野)で献血された血液の検査・製造・販売業務をおこない年間に約71万本の血液製剤を供給します。

概要

日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センター埼玉製造所建設に伴い、新鮮凍結血漿の保管を自動化。-30℃対応冷凍自動倉庫システムは、新鮮凍結血漿の安全な貯留保管を支え、複数箇所で保管していた血漿を集約保管することにより、血漿の検索/取出/入庫/出庫の作業効率向上を実現しております。

導入目的

  • 立体保管による高効率保管
  • 保管エリアの集約による作業効率向上

導入効果

  • 血液製剤の安全な保管が可能になった
  • 血液製剤の供給がより安定しスピーディになった
  • -30℃環境下での作業が機械的にできるようになった

システム概要

自動倉庫

保管物:
新鮮凍結血漿
棚数:
4990棚
荷姿:
Mx350×My530×Mz200
荷重:
MAX12kg/バケット、AVE10kg/バケット
クレーン台数:
2台
環境条件:
-30℃

お客様の声

  • 自動倉庫導入以前は各県の血液センターごとに検査・製造・販売業務が行われていましたが、導入後それらの業務を一カ所に集約することが可能になりました。
  • 確実な管理の保管体制によって、より安全な血液製剤の確保が可能になりました。
  • 在庫管理コンピュータによって出荷までの業務がより効率化されました。
物流フロー
自動倉庫入出庫口

自動倉庫入出庫口

4990棚を設置。省スペースが実現

4990棚を設置。省スペースが実現

2台のクレーンが自動運搬

2台のクレーンが自動運搬

自動倉庫入出庫口

自動倉庫入出庫口

自動倉庫入出庫口(倉庫内)

自動倉庫入出庫口(倉庫内)