東京都の墨田区立隅田小学校は、旧隅田第二小学校跡地に新校舎の建設が行われ、平成21年4月1日に新校舎へと移転致しました。

新校舎はトラック及び中央部が全天候型のグラウンドで周辺が緑鮮やかな芝生になっています。芝生のベースはティフトン419ですが、今の時期は冬芝のペレニアルライグラスが生き生きと繁茂していました。運動会のシーズンにはきっと皆さんが芝生の上から競技に熱中するこども達を応援し、昼休みには芝生の上で家族一緒に食事を取る微笑ましい様子が沢山見られることでしょう。

4月18日には、保護者の方を中心に地域の芝生ボランティアの方およそ40名にお集まり戴き、校庭の芝生についての説明を聞いた後に、校庭で芝刈り実習が行われました。

芝刈りに使われたのは、安全ロック機構を標準装備し校庭での使用に最適な手押し式芝刈り機GSハイカットモアプレミアムGSH-250Pと多重安全システムと容易な運転が可能な乗用芝刈り機ローントラクタLT152が使われました。

お集まり戴いた方の多くが、最初は芝刈り作業が大変と感じられていたようですが、実際に芝刈り機を手にされてからは、芝刈りが容易かつ楽しいと感じて戴いたようです。

手押し式芝刈り機はこの10年間に大きな進化を遂げました。ギア比が高くなりまた車輪が大径化されたことから、少しの力で速やかに刈刃が回転致します。

皆さん乗用芝刈り機LT152にも興味を持っていただき、希望者に体験乗車および芝刈り運転をしていただきました。トラクタタイプながら難しいギア操作の要らないHST無段変速のため、思いの外スムーズに機体を走らせることができました。

若干高めの目線からの芝刈りは、楽しさ以外の何ものでもなく、時間が限られたため運転を希望しながら、乗れなかった方も多数いらっしゃったようです。

地域ボランティアの立ち上げ時からこれだけの盛り上がりを見せているのですから、きっとこれから芝刈り機のハンドルを皆で奪い合うほどの賑わいをみせてくれるでしょう。

皆様の笑顔を見ていると必ず10年後も20年後も隅田小学校の芝生は生き生きとし続けるのだと確信致しました。

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