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株式会社IHIターボ

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製品紹介

ターボチャージャの構造

ターボチャージャはエンジンからの排気ガスでタービンを回すことにより、同軸上のコンプレッサで空気を圧縮し、密度を高めてエンジンに送り込むことができます。従って、エンジンを大きくしなくても、あるいは高速でエンジンを回さなくても、より多くの空気を吸い込むことができ、燃焼効率をアップさせ、エンジンの出力を向上させることができます。

タービン

タービンはハウジングを通して排気ガスをタービ ンホイールまで導き、そのエネルギーを回転エネ ルギーに変換し、回収します。

ベアリング部

ベアリング部は高速で回転するコンプレッサイン ペラとタービンホイールを中央で支えています。 回転方向・軸方向それぞれに作用する力を支える 機能を持っています。

コンプレッサ

コンプレッサはコンプレッサインペラとハウジング 部で構成され、タービンから得た回転エネルギー を使って空気を圧縮する機能を持っています。こ れにより圧縮された空気がエンジンのシリンダー に送り込まれ、燃費向上・燃焼改善に寄与します。

turbo

1.タービンハウジング

turbo

タービンホイールを包み、排気ガスの導入/排出部と制御部品で構 成される部品。エンジンからの排気ガスを加速し、決められた角度で タービンホイールに導く。

タービンハウジングは通常、排気ガス温度800℃まではハイシリコン ダクタイル鋳鉄が使用され、900℃以上でニレジスト鋳鉄、950℃以 上で鋳鋼系材料を使用。製造方法はシェルモールド法またはコール ドボックス法を適用している。

2.タービン軸

turbo

排気ガスを受ける複数の羽根(タービ ンホイール)部とコンプレッサに駆動力 を伝えるシャフト(軸)部で構成される 部品。エンジンからの排気ガスのエネル ギーを回転運動に変換し、コンプレッサ インペラを回転させる。

3.ベアリングハウジング

turbo

軸受・シール機構を内蔵する部品。タービンハウジング、コンプレッサ ハウジングを結合し、支える機能を持つ。

材料は鋳鉄を使用。軸受の保持・タービンハウジング・コンプレッサハ ウジングの結合以外に、タービン側からの伝熱を抑えるための冷却 や、タービン軸の潤滑の機能を求められる。

4.コンプレッサハウジング

turbo

コンプレッサインペラを包み、空気の吸 込み部分と吐出部分より構成させる部 品。コンプレッサインペラで圧縮された 空気を吐出部分に導き、動圧を静圧に 変換する機能を持つ。

材料はアルミ材を使用。製造方法はダイキャストまたは重力鋳造を適 用している。大量生産に向くダイキャストにはコストメリットがあり、少 量生産に向く重力鋳造には、複雑形状を一体化成型ができるメリット がある。

5.コンプレッサインペラ

turbo

空気を圧縮するための複数の羽根で構 成される部品。タービンより伝達される 駆動力で回転し空気を圧縮する。過給 機ではラジアル型が一般的。

材料はアルミ材を使用。製造方法は、精密鋳造の一種で形状自由度 の高いラバーモールド法と、翼面形状を5軸加工機にて製作する削り 出しを適用している。

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