分離機 / 脱水機

SEPARATOR / DEHYDRATOR

分離機 ∕ 脱水機

スクリュウデカンタ形遠心分離機

幅広い業界のカーボンニュートラル
SDGsの適応プロセスにて採用検討中

IHIデカンタ形遠心分離機は、高速回転機器のスペシャリストであるIHIが独自に開発・製造した固液分離機です。

これまでに、約15,000台以上が生産され、製造プロセスの合理化や排水処理などの環境分野など、様々な分野で活躍しています。

特長

  • スピーディーな処理
  • 広い適用範囲
  • ずば抜けた耐久性
  • 安全対策
  • 処理物に合わせた最適処理性能
  • 簡単な操作
  • 騒音防止対策
  • 豊富な機種

構造

構造

原理

1原理1
一般に固体・液体の混合液の分離には、両者の比重差を利用した沈殿池が古来利用されていますが、この装置を応用して図のようなせきCを考え、Aから混合液を供給しますと、固体はBで沈降分離し、上澄液はせきCから流出します。
2原理2
さらに、この装置を高速で回転(2,000〜6,000min-1)すると、遠心力により固体の沈降は助長され、すばやく回転体の内壁に堆積します。
3原理3
次に、回転体の中に、わずかな回転差を与えたスクリュウコンベアを設けると、回転体に堆積された固体は、スクリュウコンベアの作用により、右へ移行し、脱水されて吐出されます。また、液体は清澄液となって、回転体の側板に設けられた排出口から排出されます。
4原理4
この状態の中に原液を供給すれば、分離脱水された脱水固体は固体出口から、分離液は液体出口から、連続的に排出されます。

主な用途

IHIスクリュウデカンタ形遠心分離機は、幅広い対象原液、連続運転による大きな処理能力など、すぐれた性能から、水処理、製造プロセスを中心に、広範な分野で使用されています。

製造プロセス
水処理

ラインナップ紹介