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My Job / My Story関東はもちろん、
北海道へ、東北へ。
全国各地でインフラ再生という課題に挑む。

  • 施工管理
  • 防災・⽔⾨

W.N2014年入社※奈良俣ダム撮影協力:(独)水資源機構

My Job / My Story 関東はもちろん、北海道へ、東北へ。全国各地でインフラ再生という課題に挑む。

※奈良俣ダム撮影協力:(独)水資源機構

My Job どんなシゴトをしていますか?

My Job

水門のメンテナンス工事で施工管理を担当しています。

ダムや河川に設置されている水門設備は、定期的な点検、故障時の対応、機器の更新など、修繕工事が必要です。水門設備は国土交通省や地方自治体などが管理しており、管理者や設置された時期によって管理基準は異なります。設置されて長期間経過した水門設備であれば、設置当時の基準と現在の基準が異なることがあり、現在の基準に適合する形で工事を実施したり、不具合が発生していないか定期的に点検を実施する必要があります。施工管理とは、工事のスケジュール管理はもちろん、安全対策や品質チェック、必要な材料の確認など多岐にわたる業務です。既に設置された多くの水門設備は古くなってきており、長寿命化が課題となっています。こういった状況の中、全国各地で戦略的に維持管理・更新するニーズが増加しており、私自身さまざまな現場に飛び回っています。

My Story

一つの場所に居続けることが苦手で、
各地を飛び回る仕事がしてみたかった。

一つの場所に居続けることが苦手で、各地を飛び回る仕事がしてみたかった。

大学時代は化学を専攻していて、生物化学研究室で植物プランクトンの研究をしており、研究の一環で湖・ダム・干潟などを訪れ、泥だらけ・ずぶ濡れになってフィールドワークをしていました。思い返せば幼稚園の頃は父親にねだって海や川へ釣りに連れて行ってもらい、中学に入ってからは毎週のように友達と釣りに出かけ、大学生になると免許を取って車でダム巡りをするのが趣味でした。大学の研究では真冬の釧路湿原に行き、凍えながら氷に穴を空けて水のサンプルを採取することが楽しく、水に触れる機会が今まで多かったように思います。

しかし、学生生活が過ぎていき就職を考える時期には、このまま化学の道を進もうとは思いませんでした。ダム巡りをしているとき、思いがけず出会ったダイナミックな放流を見て以来、すっかりダムの迫力に魅了されました。景気に左右されることも少ない社会基盤を支えるインフラ業界が自分には合っているのではないかと感じるようになりました。いろいろな企業を調べて探した結果、水門のプロフェッショナルが集まるIHIインフラ建設を見つけました。最も魅力的だったのは、全国各地に出張することができる会社であるという点です。昔から一つの場所に居続けることが少し苦手で、できれば各地を飛び回るような仕事がしたいと思っていました。さまざまな場所にあるダムや河川で点検・工事を行う施工管理という仕事は、私にとって天職のように思えました。

My Story

東日本の現場を巡り、
古くなった水門を生まれ変わらせています。

東日本の現場を巡り、古くなった水門を生まれ変わらせています。

入社してから現在に至るまで、水門設備の点検や工事の施工管理を担当しています。今までに北海道、東北、北陸、関東など東日本はほぼ全て制覇したと思います。
水門設備をはじめ、さまざまなインフラ設備の長寿命化は社会課題で、多岐にわたる種類の修繕工事があります。それぞれが違う構造の水門のため、扉体の整備工事、開閉装置や操作制御装置の更新など、同じ工事内容だとしても同じ工事方法が一つもないところが面白いです。

例えば、とあるダム用水門設備の修繕工事でいえば、工事内容は扉体の塗装の塗替えでしたが、扉体の大きさが幅11m×高さ15mもあり、塗装面積は1300m2にも及びました。水門設備の修繕工事は川が増水しない時期に行うことが多く、その工事は冬季に行いました。塗装をする際には気温に注意を払う必要があり、外気温が5℃以下で塗装をする場合には塗装不良が発生する恐れがあるため、その工事では扉体をシートで覆いヒータを設置することで適切な温度にて施工できるよう管理しました。他にもさまざまな苦労があり非常に骨の折れる現場でしたが、完成した時にはとても達成感を感じることができました。シートを取り外した後に現れたピカピカに輝く扉体の姿は、今も思い出すたびに嬉しくなります。

必要であれば川の水も堰き止める。
関係各所を巡り、あらゆる手筈を整える。

必要であれば川の水も堰き止める。関係各所を巡り、あらゆる手筈を整える。

これまでさまざまな工事に携わってきましたが、その中でも特に思い出に残る工事現場がいくつかあります。そのひとつが、ある河川に設置された水門設備の修繕工事です。長期間使用されてきた水門設備であったため、扉体が全体的に腐食してきており、設備としての機能が低下している状態でした。扉体を含めたほとんど全ての更新も考えられる状況でしたが、今回は修繕工事により機能回復を図ることとなりました。当時の私は工事経験が浅く、不安が大きかったです。

それでもプロとして無事に工事を完了させるため、チーム全員で知恵を絞りました。なかでも課題となったのは難易度の高い溶接作業が必要で、川の水を完全に堰き止めるために大型の重機を搬入することでした。川の水を堰き止める方法はチームの設計担当に計画してもらい、私は工事現場に至るまでの大型重機の搬入方法について検討しました。搬入路が狭く舗装も脆いため、上司や先輩方にもアドバイスをもらいながら搬入可能な重機や搬入方法を決めました。それでも現場までの道のりではフェンスやカーブミラーが設置されているため、一時的に撤去する必要がありました。こうした設備は勝手に撤去できないため、関係自治体に許可をいただくための手続きを行ったり、警察署に通行止め届出を提出したり、多くの関係各所を回り工事開始の準備を整えました。

工事中に隣の扉体で発生した不具合にも、緊急的に対応することになりましたが、事前に検討していた重機の搬入方法などを活かすことができ、スムーズに追加工事に移行できたことはいい思い出です。苦労の末、無事に工事を完了できた時はホッとしました。結果的には管理者から大変好評をいただき、自分の仕事に自信を持てるきっかけになった工事として今でも思い返すことがあります。

Next Interview橋梁に刻まれた自分の名前を見て、
感じたことのない達成感が湧き上がる。

Next Interview 橋梁に刻まれた自分の名前を見て、感じたことのない達成感が湧き上がる。

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