My Job / My Story念願だった、海外プロジェクトの担当に抜擢!
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Y.K2020年入社


My Jobどんなシゴトをしていますか?
水門設備工事における提案営業を行なっています。
私たち水門営業のスタイルは、一般的な営業とは少しイメージが違うかもしれません。私たちが手がける水門や橋の工事は全て、国土交通省などの行政からの入札案件がほとんどです。もちろん受注が営業のミッションになりますが、私たち水門営業にとって重要な能力は調整力だと思います。お客様の窓口となり、要望をしっかりと把握すること。その情報を社内の技術グループに展開し、要望を叶えるための方法を取りまとめ、適切な予算を組み上げて一つの提案にまとめること。お客様や社内の人とのコミュニケーションを重ね、意見を調整して、一つの方向にまとめることが営業の重要な役割です。
私の原点と入社の理由My Story
ベトナムやフィリピン。海外ボランティアに熱中して、東南アジアを飛び回る学生でした。

大学時代は国際協力の学生団体に所属して、海外でのボランティア活動に夢中になっていました。いろいろな国の人と会話をしてみたい、それだけで飛び込んだのですが、たくさんの経験ができました。ベトナムやフィリピンなど東南アジアを中心に、日本語教育やご飯をつくってみんなで食べる食育のような活動をしました。その中でもフィリピンのインフラ整備が充分に整っていない地域に赴いた経験は印象深く、海外でのインフラ整備に関心を持つきっかけになりました。
この会社に入社を決めたのは、ボランティアの経験と祖父の仕事が影響しています。祖父は土木関係の仕事をしていて、橋や水門の工事を手掛けている人でした。子どもの頃から祖父の仕事の話をよく聞いていて「あれは自分がつくった橋だ」とか「あそこの道路の建設にも関わった」というエピソードに憧れました。自分も仕事をするなら、祖父と同じインフラ業界に進みたいと考えたのは、すごく自然なことだったのかもしれません。
私のシゴト体験談My Story
水門設備の専門家として、
お客様から深く信頼される営業担当になること。

入社後は主に国内の関東地方を中心に、水門の修繕プロジェクトの営業として仕事をスタートしました。学生時代の専攻は文系でしたので、水門の技術的な内容を理解できるのかすごく不安でした。とくに修繕工事の場合は既設の設備の仕組みや運用についても頭に入れる必要があるため、本当に営業担当としてやっていけるのかと思っていました。しかし入社後に丁寧な研修指導があり、お客様とのコミュニケーションが取れるレベルの知識までは学習することができました。そのおかげで今では街中で水門をみつけると「どんな開閉装置がついているんだろう」と興味を持つようになりました。営業という職種上、出張する機会も多かったです。その土地のおいしいものを食べることも密かな楽しみで、私は栃木のうどん屋さんが好きでした。
営業の仕事で面白いと思ったのは、たくさんのお客様に出会えることです。コミュニケーションを深めるために、一つの書類を提出するにも直接足を運んで手渡しすることもありました。コミュニケーションの中で出てきたお客様の課題を解決していくことで、自分の仕事の価値を実感できました。
海外支店の設立、現地での協力会社の開拓。
日本と現地を往復し、駆け回る毎日。

4年目を迎えた時に海外営業グループが発足し、そのメンバーに自分が選ばれました。学生時代の経験から、いつかは海外と関わる仕事がしてみたいと心のどこかで思っていたので、メンバーに選ばれたときは嬉しかったです。
部署が発足した時にはすでに、一つのプロジェクトを進めることが決定していました。今まで行っていた国内営業とは勝手が全く違い、最初は戸惑いました。海外営業では受注業務以外にもクリアすべき課題が山ほどあります。まずは、現地での協力会社を見つけないといけません。関連する技術を持つ会社を何社も訪問し、慣れないビジネス英語を駆使して交渉を繰り返します。こちらが求めている工事を担当することができるか、要件を伝え、見積もりを取り、協力会社との関係を築きます。海外支店設立のため、現地の弁護士事務所と打ち合わせを重ねます。人を雇用するとなれば会計帳簿に税務処理も必要ですから、会計事務所の協力を取り付けます。さまざまな入出金のやりとりのため、銀行口座も開設します。山積していた課題も、周りの方々の協力のおかげでどうにか終わりが見えてきました。こうした苦労がありながらも、課題を1つ1つ解決していくことに、達成感や、やりがい、楽しさを感じています。
思い返せば、学生時代に海外ボランティアで見聞きしたさまざまな経験が、まさかこの仕事で生かされるとは思ってもみませんでした。もしかしてこの先に、あの時に感じた問題意識に答えを出せるような仕事ができるかもしれないと考えるとワクワクしています。
Next Interview人の役に立つ仕事がしたい。
その気持ちだけで、
建設業界に飛び込んだ。
