My Job / My Story人の役に立つ仕事がしたい。その気持ちだけで、
建設業界に飛び込んだ。
- 事務
- 総務人事
Y.R2018年入社


My Jobどんなシゴトをしていますか?
総務・人事業務を通して会社のみんなをサポートしています。
総務人事という部署の仕事は、少し分かりにくいかもしれません。しかし、あえて簡単にまとめると「会社の何でも屋さん」と表現できます。具体的には、事業の運営に不可欠な建設業法関連の届出、審査書類の作成と管理、社員の方々の労務管理、広報関連、他にもありますが、ここでは書ききれません。社員のみんなをサポートするために幅広い業務を担当します。文字通り「何でも屋さん」なのですが、私はこの仕事に誇りを持っています。業務は多様でも目的は一つ、社員一人ひとりの困りごとに耳を傾け、寄り添い、適切なサポートを行う、私たちにしかできない仕事だからです。必要な時に必要なサポートを行うため、日頃からさまざまな部署の情報を集め、起こり得る事態を想定し、何をすれば全員の助けになるかという一点を、いつも考える仕事です。
私の原点と入社の理由My Story
建設業界を遠い世界のように感じていた私が、
この会社で働きたい!と思った理由。

大きな声では言えませんが、建設業界のこともよく分からないまま、就職を決めました。建設業界は、就職するまでの私とは一番かけ離れた世界だったからです。高校時代は普通科で、大学は文学部、将来はなんとなく教師になるのもいいかなという漠然としたイメージがあり、英語教育について学んでいました。その傍で合唱にも熱中していましたから、いろんな事を体験してみたい、好奇心旺盛な学生だったのかもしれません。そんな中で就職活動に突入したのですが、はっきり言って「この仕事をしたい!」と言えるほどの強い気持ちを持っていませんでした。ただ、一つだけ分かっていたことがあります。チームで何かの物事を進める時は、リーダーになって全員を引っ張るよりも、サポートに回る方が好き。細かな事に気を配って、物事をスムーズに進めるにはどうするかを考えて実行する、そんな役回りが自分に合っていると自覚していました。
だから将来を考えた時、自分でなんとか捻り出したワードが「事務の仕事」。どんな業界でもいい、人のサポートができるような役割で、誰かの役に立つ仕事がしたい。そうした気持ちで何十社もの会社の面接を受けて、巡り合ったのがこの会社です。第一印象は「こんなにフランクに話をしてくれる面接は初めて!」ということ。話を聞いていくうちに、社会インフラの重要性、これからの社会に欠かせない存在であることも段々分かってきて、惹かれていきました。この場所で活躍する社員の方々のサポートをしたい、役に立ちたい!という気持ちが自分の中で固まっていくのに、それほど時間はかからなかったと思います。
私のシゴト体験談My Story
「どんな仕事ですか?」と聞かれても、
なかなか上手く答えられない自分がいます。

入社して数年が経ちましたが「どんな仕事ですか?」と聞かれても、なかなか上手く答えられない自分がいます。所属は総務人事、職種は事務。思っていた通りの役割で充実感はあるのですが、改めて誰かに説明しようとすると、言葉に困ってしまいます。実に、さまざまな業務を担当するからです。組織や人員管理のほかにも、例えば、私たちが担う工事は入札によって決まりますが、そもそも入札に参加するためには、会社の財務状況・人員・工事実績など会社の詳細な情報が分かる書類を、お客様に提出する必要があります。届出内容に変更が生じた場合にも、都度書類を作成し、提出しておかなければならない重要な業務です。
そうかと思えば、広報関連の仕事も担当します。年に4回発行する社内報の制作。IHIグループ向けの動画配信コンテンツの企画と制作。社内のコミュニケーション機会を増やすためのツールの運営や対話会の企画。こうした活動を通して、社内はもちろん、グループ全体の相互理解やコミュニケーションを促進させる取り組みに参加しています。どうでしょう。私が、自分の仕事の説明が難しいと言った理由を分かってもらえるでしょうか。社員の困りごとを解決するために何でもやりますので、ひと言で表せない仕事です。でも私は、だからこそ楽しいと思っています。いろいろな体験ができますし、頑張った先に「誰かの役に立っている」という実感を得られることに、やりがいを感じます。
50ページに及ぶ10周年記念誌プロジェクト。
何から始めればいいか分からず、途方にくれた。

この仕事をやっていて嬉しいことは、たくさんの部署の人と関われること、そして「ありがとう」の言葉を頂けたときです。特に思い出深いのは、10周年記念誌の作成プロジェクトです。「IHIインフラ建設」の社名になって10年の節目を記念し、これまでの会社の歴史や社員の想いを一冊の記念誌にまとめるプロジェクトです。10年間の歴史が詰まったそのボリュームは50ページに及ぶものになりましたが、私を含めたプロジェクトメンバーの中で、そんなに分厚い冊子をつくった経験のあるメンバーは一人もいません。一体何から始めればいいんだろうと、途方にくれたことを覚えています。
しかし、呆然としてばかりもいられません。期限も決まっていますから、外部の専門家の力も借りながら、できることから始めました。暗中模索の中で会議を重ね、どんな内容を載せるのか、どこから情報を集めればいいか、いつまでに何をすればいいか、一つひとつ定義していきました。企画・構成、執筆依頼、編集。とにかくいろいろな作業が初めてで、かつ膨大であったため、この時期は本当に大変でした。その分、最終的に期限内になんとか終わらせることができた時は、心底ホッとしました。総務人事の仕事は形に残らないものが多いですが、冊子という形に残ったこのプロジェクトは特に思い出に残っています。またこの時、社内のたくさんの人とコミュニケーションをとれたこと、自分がプロジェクトの中心となって進められた経験、そして従業員の皆さんからの感想や感謝の言葉は、自分に自信を与えてくれましたし、これがきっかけで広報や企画の仕事も増えていて、自分の担当業務の一つの軸となっています。
Next Interview関東はもちろん、
北海道へ、東北へ。
全国各地でインフラ再生
という課題に挑む。
