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株式会社IHI

Future フューチャー
B/C

Futureフューチャー

Future フューチャー

電動モビリティ社会が形成されると車は移動手段だけではなく個人や社会工学的な地域データを集めるデバイスとしての機能も重要になります。

この重要な移動するデバイスにエネルギーを供給するB/Cが果たす可能性は大きく、社会全体で給電システムが活用されることで、各地域全体の変動するエネルギー容量がデータとして蓄積され、この巨大なデータを解析することでエネルギーの最も効率的な分配が計測され活用される社会のネットワークを築くことが出来るのです。それは社会的な財産として未来への技術的な予測へと変化しIHIが新たなライフスタイルを提供して行くことに繋がります。

実証実験住宅(MIDEAS)外観
実証実験住宅(MIDEAS)外観

住宅産業における導入

住宅産業では2020年の次世代省エネ基準の義務化の動き等を受けて、住宅で使用するエネルギーへの関心が高まっています。例えば、余剰電力の固定価格買取制度(FIT)が終了を迎える太陽光発電に電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド(PHEV)を組み合わせ、エネルギーの地産地消を実現しようとしています。IHIでは、2012年からハウスメーカー等と共同で戸建て住宅向けのEV ワイヤレス給電システムの実証実験を行っています。

今後の展開

今後の展開

今後は戸建て住宅向けにとどまらず、都市部に多い集合住宅(タワーマンション等)の駐車場に対応することも普及に向けた大きな要素と考え開発を進めていきます。

また、EV ワイヤレス給電システムは、次世代の技術として期待されている自動運転技術との親和性が高い技術でもあります。駐車支援をはじめとするクルマの自動化技術と組み合わせることによって、比較的苦手とする方が多い駐車や、面倒と感じる方が多い充電作業を楽にして、ユーザーの利便性向上および、より快適な社会システム・社会空間の構築を目指します。