幅広い軌道傾斜角の打上げで、
長く宇宙開発を支えてきた
日本が誇る内之浦宇宙空間観測所
イプシロンロケットの打上げは、日本国内でも赤道に近い⿅児島県肝属郡肝付町にある内之浦宇宙空間観測所で行われます。ここは山腹を削って造成された台地に各種建造物が機能的に配置された、世界でも珍しい打上げ施設。内之浦宇宙空間観測所からの軌道傾斜角は30~98度まで打ち上げられることから、幅広い打上げニーズに対応可能です。1962年の設⽴以来、400機以上のロケットや30機以上の⼈⼯衛星、探査機を打ち上げてきた実績を誇る、宇宙開発技術の一大集積地です。