2007年の御挨拶
平成19年の年頭にあたり、謹んでお慶びを申し上げます。
昨年は、一部地域を襲いました大雨や日照不足に加えまして、農家戸数が減少する中、生乳の生産調整やアメリカ産牛肉が輸入再開されるなど酪農・畜産農家の皆様にとっては、収入減につながる大変に厳しい一年であったと思います。
又、日本農政の大転換とも言うべき「品目横断的経営安定対策」が新たな担い手育成を目指して、今年から導入されます。新たな政策の方向性を見極めてから農業機械等の設備投資を行おうということで買い控えがあり、農業機械業界にとって昨年は逆風の吹く一年でもありました。
そのような環境下ではありましたが、当社はお客様のご意見を取り入れ、更に使い易くした「ロールベーラ・カッテイングロールベーラ」や「中型芯巻カッテイングロールベーラ」、「細断型ロールベーラ」、「小型ジャイロレーキ」、又、土関連作業機械として「パワーハロー」や「デイスクハロー」、「ソイルクランブラ」なども発売し、ご好評を頂きました。
昨年7月に帯広で開催されました国際農業機械展においては、10連ロータ・スーパーワイド作業幅12mで3.5mモアコンのウインドロー4列を一気に拡散・反転が可能な超大型ジャイロテッダ TGT12000に加え、国産最大容量20000リットルのスラリースプレッダなどを参考出品させて頂きました。これら大型作業機の他 大小様々な新製品を今年も発表させて頂きますので引き続きのご愛顧をお願い申し上げます。
弊社は「顧客第一主義」を社是としておりますが、更なる顧客満足度向上を目指して昨年後半に「CS推進部」を組織化致しました。これまで以上に円滑な部品供給や修理工事などお客様にご満足頂けるサービスを提供して参る所存でおりますので倍旧のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
この新しい年が皆様にとって幸多い年となりますよう、そしてご健勝にお過ごしになられますようご祈念申し上げます。
(代表取締役社長 根本 佳成 平成19年1月1日)