可変施肥対応GPSガイダンス(当社商品名:GPSナビライナー)
農業食料工学会『2021年度開発賞』を受賞
2021年09月17日
お知らせ
(一社)農業食料工学会の2021年度「開発賞」を、当社の「可変施肥対応GPSガイダンス(IHIアグリテック商品名:GPSナビライナー)」が受賞しました。
農業食料工学会開発賞は、農業食料工学に関する技術の進歩に貢献したと認められる製品や技術に対して授与されるもの。このたび当社は、生産者が簡単に作成できるシンプルな施肥マップのデータフォーマットを独自開発し、可変施肥技術の普及促進に寄与したことが評価され、今回の受賞となりました。
可変施肥についての手順は、以下のようになります。
1)予め田畑の地力情報データ(=施肥マップ)を入力したUSBメモリを、GPSナビライナーにセットする。
2)セットしたGPSナビライナーをIHIアグリテック製ブロードキャスタに搭載すると、データに基づいてポイントごとの肥料散布を散布量の大小を判断して行うことが可能。
GPSナビライナー及び、ブロードキャスタとGPSナビライナーのセット商品であるGPSナビキャスタも、幅広い製品群を取り揃えて好評発売中です。商品詳細については下記ページを参照下さい。
・GPSナビライナー → https://www.ihi.co.jp/iat/star/seihin/seihin02_1.html
・GPSナビキャスタ → https://www.ihi.co.jp/iat/star/seihin/seihin03_4.html
9月15日、オンライン方式で開催された学会賞表彰式にて、同賞の授与が行われました。また2021年12月10日にオンライン開催予定の農業食料学会シンポジウム「第26回テクノフェスタ」においては、受賞業績に関する講演を行う予定です。
この技術は農政の政策目標である化学肥料削減にも貢献できるため、当社ではSDGs対応商品として今後とも積極的にPR・拡販していきます。ついては農家の方々のご助力となれば幸いです。
左上:GPSナビライナーEGL3110 右:施肥マップの一例 |