株式会社IHIアグリテック

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食品衛生改善のためのオゾン利用専門講習会での講演

2008年10月22日
株式会社IHIシバウラ

東京都新宿区の飯田橋レインボービルにて開催された第2回食品衛生改善のためのオゾン利用専門講習会(2008年9月30日)において、当社が【オゾンを用いた殺菌システムにおけるポイントと注意点】と題して講演を行ないました。

当該講習会は、今年で2回目の開催であり、衛生管理における新規適用方法として期待されているオゾン殺菌に関する最新技術を紹介するものです。


★講演題目:オゾンを用いた殺菌システムにおけるポイントと注意点
★発表概要:
1:各種オゾン生成法(原理)について
2:オゾン殺菌の特長
3:適用における注意点
4:病院などの医療関連での適用事例
5:食品工場での適用事例
★その他 :当社以外の発表は以下の通りです。
・オゾンと次亜塩素酸ナトリウムの作用機構及び利用方法の相違点(岡山県工業技術センター)
・食品へのオゾン利用に伴う殺菌機能評価と基準化の最新動向(特定非営利活動法人 日本オゾン協会)
・オゾンを用いた促進酸化法によるカット野菜の効果的な殺菌方法と品質保持(倉敷紡績株式会社)


 本講演では、最近注目されている病院や食品工場におけるオゾン利用の現状について、殺菌効果から実際の具体的な適用事例までを説明を行ないました。

主な質疑応答は、以下のとおりです。

オゾン水殺菌について実際に適用してみたいが、どのように適用すべきか
→ 用途により最適な使用方法が異なりますので、適用先の詳細状況を確認させていただき、対応したい。

芽胞菌に対する殺菌データが欲しい
→ 高濃度オゾン処理により、芽胞菌に対しても殺菌効果があります。当社保有のデータを提示いたしますので、参考にしてください。

オゾン水が容易に分解することがわかったが、濃度を低減させずに使用するにはどうすればよいか?
→ 実際の処理対象に応じたオゾン水の分解し易い特性を考慮したトータル殺菌システムとして考えることが必要です。

オゾン暴露量(オゾン濃度と処理時間との積)が簡便に確認できるオゾンインジケータは実際に販売されているのか?
→ 当社にて販売中ですので、詳細はお問合せください。

環境に優しいと共に強力な殺菌効果を持つオゾンは、さまざまな分野での適用が拡大しています。当社では、安心で衛生的な環境づくりをサポートするため、殺菌・脱臭・洗浄をキーワードとした多く商品やトータルソリューションをご提案し、多くのお客様からご支持をいただいております。

さらに、オゾン発生の原理的な基礎研究から殺菌や脱臭などの各種応用開発まで多くの技術的な蓄積を有しております。特にオゾン処理はただオゾンに曝せば良いわけではなく、濃度管理や処理メカニズムに応じたシステム構築などが必要であり、当社ノウハウが必ずやお役に立つと考えております。

ご興味をもたれた方はぜひ環境機器についてのお問合せ・資料請求よりお問合せください

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