対象機種
芯巻カッティングロールベーラ、小型ロールベーラ、小型カッティングロールベーラ、中型ロールベーラ、中型カッティングロールベーラ、中型ベーララッパ、クローラロールベーラ、クローラカッティングロールベーラ、大型ロールベーラ、大型カッティングロールベーラ、自走ロールベーラ、自走カッティングロールベーラ、大型自走ロールベーラ、コンビネーションベーラ
日常点検・整備のポイント
機械をより安全・安心にお使いただくため、「添付1:点検個所」については「添付2:点検方法」に従い、確実に点検・整備するようお願いします。
(1)清掃
作業後または作業開始前に、駆動部周辺のわらや牧草のくずをきれいに取り除いてください。
駆動部にわらなどが巻きつくとベアリングが早期に破損し、過熱する恐れがあります。
(2)駆動部の点検
駆動部が破損した状態で運転すると発熱し、わらや牧草のくずに引火して、火災が発生する恐れがあります。
特に、スプロケットと隣接しているベアリングの目視による確認、カラ運転による異音確認を、作業開始前に確実に実施してください。
それ以外の駆動部についても、定期的に点検するようお願いいたします。
また、1年に1回は販売店、JAによる点検を受けるようにしてください。
(3)給油・給脂
回転部および可動部の給油、給脂が不足していると、チェーン、スプロケット、ギヤが早期に摩耗し、破損する恐れがあります。
定期的に適量が給油、給脂されていることを確認してください。
集中給油装置付きの機種では、給油装置の不調で、給油されていない箇所があると、発熱・破損が起きることがあります。
作業開始前に、給油オイルタンクの油量が適量であること、適量が給油されていることを確認してください。
なお、万が一、異音や異常発熱があった場合は、ただちに作業を停止して、お買い求めの販売店、JAにご連絡ください。