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株式会社IHIキャスティングス IHI Realize your dreams

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先輩からのメッセージ2

相馬工場
生産技術部 生産技術グループ

及川 浩太郎
2020年 入社
理工学 専攻

Q:事業の概要を教えてください。
A:弊社は主に航空機用エンジン、ガスタービンおよびロケットエンジン等に使用する精密鋳造部品を製造しています。エンジンで燃焼した後の高温ガスを受けて回転する動翼や、そのガスの流れを整える静翼は、ニッケル合金の融点を超える高い燃焼ガス温度にさらされる過酷な条件下で使用され、尚且つ寸法の精度が1/100mm単位まで要求されます。このような製品を製造するために、ロストワックス法を使用して耐熱超合金を鋳造しています。また、車両及び船舶用の過給機用タービン翼車、医療分野の人工関節用素材も製造しています。
Q:入社を決めた理由を教えてください。
A:弊社の説明会に参加した際に、精密鋳造の存在や航空機用エンジンのしくみについて初めて知りました。大学で鋳造に関する勉強は触り程度しかなかったので、この説明会を機会に精密鋳造に対して興味が湧きました。これを皮切りに、航空機用エンジンや鋳造について調べるようになり、調べていくにつれて弊社の有する高度な製造技術や国内トップシェアを維持していることに惹かれ、入社を決意しました。
Q:現在のお仕事の内容を具体的に教えてください。
A:私が所属する生産技術部は、製造プロセスの確立や改善、品質向上が主な仕事になります。特に品質向上に携わる機会が多いと思います。具体的には、エンジンに用いられるタービンブレードと呼ばれる部品を製造するときに、欠陥が生じることがあります。その欠陥の特定や原因の究明をして、対策を考え実行します。対策を実行する前に、試作であらかじめ効果を確認して有効であると判断してから適用することもあります。
Q:やりがいを感じたエピソードや魅力を教えてください。
A:初めて部品を担当することになって欠陥が生じた部品を見たときに、鋳物や製造プロセスに対しての知識が乏しく、発生した欠陥がどういう種類なのか、どこで発生したのか見当もつきませんでした。そこから経験を重ね、先輩からのアドバイスや過去の資料から知識を身に付け、欠陥の形状や成分からどういう種類の欠陥なのか、どこのプロセスで発生したのかを特定することが出来た時は、自分の成長を感じました。
Q:社風や職場の雰囲気について教えてください。
A:私は事務所が主な職場となりますが、上司や先輩との隔たりがなく、仕事に関する議論や相談からプライベートの雑談まで、気兼ねなくすることができる風通しの良い雰囲気となっています。分からないことがあって悩んでいたりすると、先輩や上司が気にかけてくださり問題の解決を図るために力を貸してくれたりします。特に、相談や話しがしやすい雰囲気のおかげで休暇もとりやすいと感じています。
Q:今後の目標を教えてください。
A:私が所属する生産技術部は製造プロセスのすべてを把握していなければならないのですが、私は製造プロセスに対しての知識がまだ足りないので、場数を踏み先輩たちの力を借りてより知識を深めていくことが目標です。加えて、まだ自力で問題解決をしたことがないので、得た知識をフル活用して欠陥の特定から改善までを、よりスピーディーに自力で実行できるようになることが一番の目標です。

就職活動中の学生に向けてメッセージ

弊社は航空宇宙分野における国内でもトップの精密鋳造メーカーです。
ジェットエンジンに搭載される高品質な鋳物を製造するために、試作等を行い日々品質改善に励んでいます。試作等を行う上では、自分で考える力が大切であり必要になってきます。ときには試作を重ねてもうまくいかないこともありますが、そのようなときに諦めない粘り強さも必要になってきます。自分で考え行動できる方や粘り強く物事に挑戦できる方にはお勧めできる会社です。

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