地球温暖化の防止には、温暖化ガスであるCO2を減らす。社会活動で出てしまうCO2を再資源化する。2つのことが必要です。
CO2は、さまざまな価値ある物質に変えることができます。例えば、プラスチック原料の低級オレフィン。低級オレフィンは現在、原油由来のナフサからつくられていますが、その際にCO2を排出します。それをさらに原料として活用できれば、プラスチック製造時のCO2排出を大幅に削減できます。
IHIはシンガポール科学技術庁と共同で、CO2から効率良く低級オレフィンをつくり出す触媒を開発しています。2024年度からは、新しく開発した機器を石油化学プラントに設置し、排ガスから直接、低級オレフィンをつくる試験を開始します。
二酸化炭素を役立つものに変えるために、今日もIHIは動いています。
※もっと詳しく知りたい方は、こちら
【二酸化炭素 ( CO2 ) の再資源化に向けた触媒技術】