地震の時、被害を最小限に抑えるには、的確な避難指示、工場などでは機器の緊急停止/再稼働の判断が必要です。そのためには、揺れる前と揺れた後の正確な情報が必要不可欠です。
70年以上にわたって地震や防災に関する研究・開発を続け、気象庁や自治体に機器やシステムを提供してきたIHIグループ。商業施設、病院、工場、プラント向けに高度な地震対策システムを開発しています。例えば、揺れる前に注意を促す「緊急地震速報受信装置」と揺れを正確に計測する「計測震度計」を統合した地震対策システム『MAPS』。
『MAPS』は、気象庁の緊急地震速報を受信すると、推定震度と揺れが到達するまでの時間を予測。お客さまの職場に情報として送り、的確な避難指示を促します。また、揺れた後、これまではニュース速報が出るまで震度が分からず、ピンポイントでその場所の震度は把握できませんでした。
『MAPS』なら、その場所の正確な震度を測定でき、工場などの機器の停止・再稼働の的確な判断材料になります。さらに、高層ビルの場合、上層階と低層階で揺れの大きさが異なり、そのことが、避難指示を難しくさせます。『MAPS』なら、気象庁に採用されている計算アルゴリズムで、各階層の揺れを正確に計算できるため、適切な避難指示に役立ちます。
知りたい情報を、正確な情報に。
IHIグループは、社会の安全・安心にもっと貢献できるように、防災のスペシャリストとして、今日も動いています。
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【揺れに備え、揺れを凌ぐ 地震対策システム"MAPS"】