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技術職

小成 俊介

技術センター RE製品開発部
GE開発グループ
2018年入社
理工学研究科 機械システム工学専攻課程修了

MY
VISION 一人ひとりの未来

学生時代よりもより密度の濃い
「学び」を実践しています。

エンジンを語る「熱量」の大きさに感動

子供の時から乗り物が好きで、大きなパワーを発揮する動力機関に興味を抱いていました。学生時代には発電事業への興味が広がり、火力発電の要となる動力機関に関わっていくことができる会社を目指しました。IHI原動機を会社訪問した時、本当にエンジンが好きな人が多いことに驚かされました。どんな質問をしても、快く的確な答えが返ってきます。エンジンの魅力を熱く語る人たちの姿勢を通じて、自分の仕事や製品に対する愛情の深さやプライドが伝わってきました。そんな先輩社員たちに、将来の自己の姿を重ね合わせることができ「ここで、この人達と一緒に働きたい」と痛感。それが、入社意欲を力強く後押ししてくれる決定打となりました。

ゼロベースでガスエンジンを学ぶ

入社以来、ディーゼルエンジンの試験研究、新規開発、開発試験などを担ってきました。そして入社4年目の2021年、ガスエンジンの開発試験を担当。さらに、2022年には現部署に異動し、目下、ガスエンジンの設計開発に携わっています。しかし、異動当初はガスエンジンに関しての知識も経験もありませんでした。まず、基礎的な理解が重要だと考え、綿密な学習計画を立てて、通勤時間や帰宅後にも勉強の日々。「性能を出すために大事なパラメータや項目は何なのか…」の把握に努めました。幸い社内には、各分野のエキスパート達が揃っています。そこで、経験の浅さを最大限に活用。「ガスエンジン1年生で、分からないのですが…」と、疑問点や不明点について、片っ端から教えを請う姿勢を貫きました。もちろん、この戦術は2年目からは通用しませんので、最初の1年間でより多くのものを獲得しよう、と必死の思いでした。

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憧れのエンジンづくりに挑戦したかった。

後輩達のためにも開発履歴を記録して残す

先輩たちへの徹底したヒヤリングが効を奏し、短期間で成長が加速されたと実感しています。そんな体験を通じて獲得したモットーは、まず「何が分からないのか」を自分で吟味してから調べ、それでも分からない場合に周囲の助けを求める姿勢です。現在、既存エンジンの改良開発を行っていますが、過去の事例や部品改良の経緯などをトレースしながら、設計開発を進めています。既存エンジンの転用や改良には、データだけでは分からないさまざまな問題が存在しています。自分自身がガスエンジン開発1年生として、データの背後にある先輩たちの経験話や助言に助けられたように、これから入社してくる後輩達のために、過去のエンジンの部品変更や変更点など、開発履歴の背景や経緯などを含めた資料をまとめています。また、過去のエンジンの制御と、現在の最新機種のエンジンの制御の異なる部分をピックアップして、既存エンジンも改造を加えることで、最新エンジン並の性能が発揮できるように、これからも努力と研究を重ねていきたいと思っています。

休日の過ごし方

休日の過ごし方

ウイークデーが忙しいからこそ、充実したオフの過ごし方が大切だと思います。学生時代はサッカーやフットサルに熱中していましたが、入社後もフットサルの社会人チームに参加して、週末は良い汗を流しています。