原動機プラント事業

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DUAL燃料システム

DUAL燃料システムとは

常用および非常用発電装置を個々に所有する必要のない、常用防災兼用発電装置は、イニシャルコストと設置スペースを大きく削減できるメリットがあります。 常用時に都市ガス等の気体燃料を用いる常用防災兼用発電装置は、非常時にIHIは灯油等の液体燃料の使用を求められる場合が多くあります。 ひとつのエンジンで気体と液体燃料両方に対応する、DUAL燃料システム技術を開発し、IM270で商品化しました。

IM270シリーズ

DUAL燃料システムのメリットは?

エンジンを停止させることなく、常用運転(ガス燃料)⇔非常用運転(灯油燃料)の切り替えができます。 よってユーザが必要とする電力を途切れることなく供給することが可能になります。


エンジン(IM270)基本仕様

常用 非常用
燃料 都市ガス13A 灯油または特A重油
出力 2000kW
(吸気温度15℃)
1460kW
(吸気温度40℃以下)
発電効率
(定格出力@15℃)
25.4% 22.3%
燃料切り替え あらゆる負荷*で切り替え可能
ガス⇒灯油30sec以内
灯油⇒ガス50sec以内
エンジン出口NOx値
(DLE)
40ppm@16%O2未満 70ppm@16%O2未満
*)但し、1460kW以下

エンジン断面図

エンジン断面図


DUAL燃料システムの関連製品

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