• テーマ曲紹介
  • BGM・音声
  • OFF

IHIing

BGM・音声

脱炭素ing脱炭素ing

  • この記事をシェアする
  • Facebook
  • X
  • line

バイオマス発電 普及の鍵は「灰」!?

再生可能エネルギーのひとつである「バイオマス発電」。
CO2を吸収する植物を資源にして発電することで、CO2の循環を生み、カーボンニュートラルな社会づくりに貢献します。

バイオマス発電の仕組み バイオマス発電の仕組み

しかし、いくつかの課題があります。同じ植物由来でも、バイオマス燃料は石炭に比べて、アルカリ成分の多い灰を出します。それらがボイラ内に付着すると、中の熱バランスが崩れ、性能が大きく落ちてしまうのです。伝熱管などに付着すると、熱が伝わらない、管材が腐食するなどの問題も起きます。

そこでIHIは、灰付着メカニズムの解明と対策に取り組んでいます。いろいろなバイオマス燃料をさまざまな条件下で燃焼させ、灰が付着しづらい温度の解明、機器のコーティング、付着した灰を吹き飛ばすスートブロワの強化などに役立てています。

温度・時間など、条件を変えて、付着する灰を観察・分析 温度・時間など、条件を変えて、付着する灰を観察・分析

また、管材の腐食特性、メカニズムを明らかにして、バイオマス専焼ボイラに適した素材を探求しています。私たちは、バイオマス発電の普及を後押しする安定運転で高効率な発電技術のために、今日も動いています。

※もっと詳しく知りたい方は、こちら
【バイオマス専焼ボイラの付着灰影響の解明と対策】

新着記事ing