概要
ガス浸炭にはできない高品質なアセチレンによる真空浸炭。大幅な生産性アップを実現。ガス浸炭比75%アップ!
真空浸炭 油焼入れ カーボンニュートラル EV化 熱処理精度アップ 省人化 CO2削減
用途
浸炭処理、油焼入れ
真空浸炭のメリット
真空浸炭 | ガス浸炭 | |
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品質 | ・高濃度浸炭が容易 ・粒界酸化がない ・細穴内面浸炭が容易 ・ステンレス鋼の浸炭が可能 |
・高濃度浸炭が困難 ・粒界酸化があり(~5㎛) ・細穴内面浸炭が困難 ・ステンレス鋼の浸炭が困難 |
コスト | ・高温短時間処理による生産性向上(~1100℃) ・間欠運転可能 ・真空断熱のよる省エネルギー |
・950℃が限界 ・炉体より放熱 ・間欠運転時、炉温とガス保持が必要 |
環境 | ・CO2の発生がゼロ ・作業環境が良好 |
・CO2の発生がある ・暑熱作業 |
安全性 | ・真空かつ火を使用しないため安全 | ・真空浸炭に比べて手順に注意を要する |
作業性 | ・条件管理が非常に容易 (温度と時間のセットのみ) ・熟練者は特に必要としない |
・条件管理が複雑 (雰囲気管理に熟練を要する) ・熟練、経験を要する |