竪型焼結炉

特長
- 設置場所、処理品により下部装入/上部装入/側面装入方式の選択が可能です。
- 真空~加圧(0.9MPa)領域において優れた温度均一性を発揮します。
- 加圧・ガスファン冷却の採用により冷却時間を短縮します。
- インナーマッフルの採用により脱脂・焼結時のアウトガスから炉材を保護します。
- 高効率ワックストラップの採用
用途
- 各種金属・セラミックス材料の脱脂・焼結処理(焼結時に自重による変形を嫌う長尺物の焼結などに適します)
IHIの焼結炉・焼成炉は、鉄・ステンレス・サーメット・超硬合金・各種セラミックスなど多種材料の焼結処理用として、約30年に亘り多数の納入実績を有しております。竪型・横型・高温(最高2550℃)・高圧(最高10MPa)・連続(トンネル型,多室型)タイプを取り揃え、高生産性への対応、新素材商品の開発など様々なお客さまのニーズに適切にお答えいたします。
炭素材処理炉は石炭・石油ピッチを原料とする炭素繊維向け炭化炉・黒鉛化炉、炭素繊維複合材向けピッチ含浸炉、高温黒鉛化炉、半導体製造装置に使用される炭素材の高純度処理用純化炉などメニューを取り揃えております。高温黒鉛化炉は最高3000℃昇温ができますので、LiB用負極材を含む各種材料の焼成・熱処理が可能です。
また、炭素繊維製造設備である連続式不融化炉、炭化炉も対応できます。
当ページの製品は輸出規制等の法規により日本国外への販売・設置が出来ない場合があります。