分離機 / 脱水機

SEPARATOR / DEHYDRATOR

分離機 ∕ 脱水機

ベルトプレス脱水機

下水・し尿等の排水分野はもちろん、製造プロセスにおいても活躍しています。

当社の分離機・ろ過機のうち、最も低ケーキ含水率の得られる脱水機です。低圧脱水部と高圧脱水部を適切に組み合わせ、コンパクトな設置面積にて高脱水を実現したNI-Mシリーズを開発しました。他のベルトプレスには見られない優れた特徴を備えており、処理量に応じて豊富なサイズを用意しています。

経済性
3
適応性
3
特殊性
4
脱水性
5
耐摩耗性
4
操作・保守性
3
合計
22

特長

  • 高圧脱水機構
  • 適正なローラ配置
  • 高い脱水効果
  • 大径加圧ローラ
  • 孔明ローラ

フロー

ベルトプレス本体にバルブユニット盤、凝集攪拌槽(フロキュレータ)、油圧ポンプユニットを標準付属品としています。また周辺機器として、制御盤、洗浄水ポンプ、ストレーナ、コンプレッサなどをオプションで取り扱っています。

フロー

原理

ベルトプレス脱水機のシステム図

脱水効率をさらに高めた5つの特長

1高圧脱水機構
低含水率ケーキが得られます。 脱水機構は、油圧シリンダと特殊な高圧ベルトで構成。従来の脱水機と比較して5〜10%以上の低含水率のケーキが得られます。また、高圧ベルトは短冊状のものを並べて使用するため、圧力が均等で、濾液の排除にも効果的です。
2大径加圧ローラ
圧力の上昇がスムーズ 1段目の加圧脱水ローラは、大径のものを使用。濾布の進行につれ、ローラ径を小さく選定し、圧力の上昇を適切にしたため、重力脱水部、低圧脱水部、および高圧脱水部での一連の工程に無理がなく、確実に脱水が行われます。このため、従来難脱水性とされた汚泥にも効果的に適用できます。
3適正なローラ配置
立体構成でコンパクトな設計 濾布が「下から上へ」進むため、濾液が、次に続く脱水ローラに流入せず、各ローラごとに濾液を確実に補集できます。また、ローラが立体的に効率よく配置されていますのでローラ本数も少なくてすみ脱水面積の大きさに比べて据付面積は極めてコンパクトです。
4孔明ローラ
脱水能力が片面排水の4倍 主要脱水ローラの表面を多孔板構造にすることにより、濾液を濾布の両面から排除できるので、片面排水に比較して脱水能力が約4倍になります。また多孔板のためケーキが詰まらず、安定した能力を発揮します。
5高い脱水効果
脱水機能が大幅に増大 高圧脱水部までの、重力脱水部および低圧脱水部での、濾過、脱水効果がすぐれているため、しっかりしたケーキが得られます。このため、高圧脱水部の機能が有効に働き、各種汚泥への幅広い適用が可能になりました。

寸法図

仕様

  濾布 外形寸法
濾布有効幅
m
濾布幅
m
濾布速度 幅(W)
mm
長さ(L)
mm
高さ(H)
mm
NI-M50 0.5 0.6 0.5−5.0 1200 3100 1920
NI-M100 1.0 1.1 0.5−5.0 1700 3100 1920
NI-M150 1.5 1.6 0.5−5.0 2270 4470 2470
NI-M200 2.0 2.1 0.5−5.0 2770 4470 2470
NI-M250 2.5 2.6 0.5−5.0 3300 4540 2970
NI-M300 3.0 3.1 0.5−5.0 3800 4540 2970
  設置動力 洗浄水
駆動装置
kW
油圧装置
kW
フロキュレータ
kW
フィード攪拌機
kW
使用量
ℓ/min
圧力
MPa(Pe)
NI-M50 0.75 0.75 0.4 - 70 0.5
NI-M100 1.5 1.5 0.4 - 120 0.5
NI-M150 1.5 1.5 0.4 - 175 0.5
NI-M200 1.5 1.5 0.4 - 225 0.5
NI-M250 2.2 1.5 0.4 0.2 275 0.5
NI-M300 2.2 1.5 0.4 0.2 325 0.5
  圧縮空気 質量、荷重
使用量
ℓ/min
圧力
MPa(Pe)
製品質量
ton
運転時荷重
kN
NI-M50 60 0.7 2 25
NI-M100 60 0.7 3.5 39
NI-M150 120 0.7 7 79
NI-M200 120 0.7 9 98
NI-M250 120 0.7 14 152
NI-M300 120 0.7 17 182
  接続 標準処理量
m3/h
原液入口
A
洗浄水入口
B
圧空入口
C
油圧接続口
D
NI-M50 65A 25A Rc1/4 Rc1/4 1.5−2.5
NI-M100 65A 25A Rc1/4 Rc1/4 3.5−4.5
NI-M150 100A 40A Rc1/4 Rc1/4 7−9
NI-M200 100A 40A Rc1/4 Rc1/4 9−11
NI-M250 150A 65A Rc1/4 Rc1/4 11−14
NI-M300 150A 65A Rc1/4 Rc1/4 13−17

(注)標準処理量は標準脱窒素法し尿処理の混合汚泥(SS濃度2%)の脱水(ケーキ含水率80〜82%)を想定したものです。処理量は原液の種類・性状・SS濃度・薬注方法・ご希望のケーキ含水率等によって異なります。脱水性能および形式選定についてはIHIへご照会ください。