mv

技術職

小池 雅輝

陸用事業部プラントエンジニアリング部
非常用プラント設計グループ
2017年入社
工学研究科機械工学専攻課程修了

MY
VISION 一人ひとりの未来

広い視野で仕事を見つめ直し
より良い環境づくりを進めたい。

社会貢献度に惹かれて

学部時代は、学生メンバーが立案~調査~設計~製作~分析~評価に至るものづくりの全プロセスを一貫して推進し、さらに進捗管理や予算管理、組織運営までを自主的に行う学内プロジェクトに参加。その中で、小型無人飛行機製作に熱中していました。私たちの努力は、卒業後も後輩達に受け継がれ、その後米国の大会などにも出場しました。研究科に進んでからは、ガスタービンエンジン内部の流体解析手法の研究に打ち込みました。そこで学んだ流体挙動の数値化や可視化などによる分析・把握の知見を活かしたいと考え、就職活動に際してもガスタービン関係を中心に企業研究を進めました。さらに「新潟県中越地震」の経験などもあって、震災時に活躍することができる企業は……?と探した結果、IHI原動機に巡り会いました。



上流~下流を貫く開発思想で

志望動機を汲み取っていただき、入社以来陸用事業部プラントエンジニアリング部・非常用プラント設計グループに所属。現在、非常用発電設備プラントの引合設計~詳細設計を受け持っています。お客さまが要求する機能スペックを満足させることはもちろん、環境負荷軽減やエネルギー効率の向上を目指して、確かなソリューションを追求しています。私たちの開発姿勢には、製品ライフサイクル全体を鳥瞰的に見渡す視点と、思想が貫かれています。例えば、これまで培ってきた保守整備ノウハウなど、納品後の下流工程における知見を再度上流の設計時点にフィードバックすることで、パワーはもちろん堅牢性やメンテナンス性、ランニングコスト削減などを追求しています。自分の設計した非常用発電設備が、官庁や浄水場などの公共インフラ施設や、多くの人たちが利用する商業施設などに設置され、万一の有事にも安心・安全を担保していることを実感することができる点も、この仕事の醍醐味のひとつだと自負しています。

image
憧れのエンジンづくりに挑戦したかった。

向上心と探求心を研ぎ澄まして

社会インフラを担う製品を提供する者として、私たち設計者も技術面はもちろん、電気設備の安全かつ有効な動作環境実現のために、関連法規を熟知しておかなければなりません。目下、技術の追求とともに『電気設備技術基準』、『消防法』、『建築基準法』など、非常用電源に関わる法律面にも学びを深めています。さらに3D・CADやシミュレーションのツールとして、自分が日々使っているPCの中身はどうなっているのか…、などコンピュータサイエンスにも興味範囲が広がっています。また、生産性向上や働き方改革のためには、仕事の手順や環境を見直し、より大きなパフォーマンスが発揮できるようにアクションを続けるカイゼン姿勢も大切です。私は、部内に散在していた各種資料を再整備しています。内容ごとに分類してフォルダ管理し、必要に応じて検索できる仕組みを提案し、自らシステム構築を図りました。主体的に行動すれば、若いうちからさまざまな挑戦ができる文化と土壌がある点も、この会社の魅力だと思います。

休日の過ごし方

休日の過ごし方

読書が趣味ですが、お客さまから頼られる人間になるために設計以外の分野にも知識を深めたいと考え、設備関連法規や統計学的なマーケティング手法など、ビジネス分野にも食指を広げています。