技術職
土本 真菜
舶用事業部 国際営業部
第1グループ
2016年入社
外国文化系学部ビジネスコース卒
MY
VISION 一人ひとりの未来
大学3年生の時、中国に留学しました。アジア諸国はもちろん、欧米や中東など世界中の学生たちと交流する中で、海外と関わる仕事に就きたいという思いが膨らんでいきました。日本の強みであるものづくりで、海外と関わっていける仕事は…と企業研究を開始。その結果、世界中の港湾で活躍するさまざまな大きさの船舶のエンジン・推進装置を製造し、国際物流や経済を支えている点に惹かれて、当社を志望。会社訪問で、納品後長期にわたって活用される製品や設備の提供者として、誰もが自分の仕事に誇りをもっている姿に触れ、入社を決意しました。以来、中国のお客さまに対するエンジン、推進装置などの営業を担当。入札参加、契約交渉、輸出業務、さらに社内外の調整や来日したお客さまのアテンドなど、幅広い役割を担っています。
対中国ビジネスは、スピード感や面子を重視する文化や商習慣を尊重することが大切です。どんなご質問やご要望にも迅速に対応する姿勢と、人脈づくりがポイント。近年は徹底→主にリモートでの顧客対応ですが、お客様の顔色を見ながらの効果的な提案・攻略と合理的な分析/判断の積み重ねで、成果を挙げ続けられています。交渉や契約資料は、日本語以外の言語が用いられることが多く、理解度を深める一方で、技術的な内容も相応に理解しておかなければなリません。万全な体勢で交渉に臨むために、何事も自分で抱え込まず、必ず各方面のエキスパートや上司にアドバイスを求めるように気をつけています。
ここには「若手にも挑戦させ、それを通じて成長を促そう」という企業文化と、気運があります。「自分を信じて挑戦してみなさい」と背中を押される中で、営業職として会社の利益に貢献することができ、同時に自身の成長を支援してもらっていることを、実感しています。そんな環境のおかげで、お客さまや仕事を取り巻く社内外の人たちにも納得していただきながら、より確かなシナリオを描き、さらに想定外のできごとへの対応力も高まったのではないか…、と自負しています。時代や市場変化、カーボンニュートラルやSDGsの趨勢によって、アンモニアなどの新しい燃料や電動化が注目されています。IHI原動機は、グリーン化にも積極的に取り組んでいますが20年後・30年後、市場がどのように変化しても、社会に求められ、貢献することができる製品を送り出すために、さらにその先を見据えたビジョンを打ち立てていきたいですね。
海が好きなので、夏が待ち遠しいです。最近はなかなか集まれませんが、同期の仲間を家に招いて中国仕込みの火鍋でパーティーをしたこともあります。みんな仲が良くよき相談相手です。