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石川島播磨重工業 平成16年度入社式訓示
石川島播磨重工(IHI)は、4月1日、豊洲総合事務所ホール(所在地:東京都江東区豊洲)において平成16年度入社式を行いました。本年度の新入社員(大卒)は技術系98名、事務系42名の計140名です。なお、入社式での社長伊藤源嗣の挨拶要旨は次の通りです。
<平成16年度入社式 社長挨拶>
IHIの経営理念:
- 人材が唯一かつ、最大の財産である。(従業員があってこその会社)
- 技術を持って社会に貢献する。
IHIを取り巻く現状と目指す方向:
最近日本の製造業は、ハードウェア製造の面では中国や東南アジアによる激しい追い上げを受けている。その中で、IHIが生きる道は、ソフトウェア・制御技術・シュミレーション・先端技術等、付加価値の高いものを生み出すことである。今までIHIはどちらかと言えば、ハードウェア志向だったが、これからはソフトウェア志向でいく。キーコンポーネントの開発・生産能力を有しつつ、異種技術の融合・統合を図りながら、総合エンジニアリング会社を目指していく。
昨年12月の創立150周年を契機に策定した新コーポレートスローガン「Explore the Engineering Edge」(技術の最先端を探求する)を掲げ、常に技術の最先端を探求していく。
新入社員に期待すること:
- 「新しい発想は新しい人から」 。今まで自分が培ってきたものを活かして欲しい。
- 画一的にならずに、個性を活かし、気骨と気概を持って自分の力を発揮して欲しい。
- そのための自己研鑽を怠らず、自らの努力で「この領域は自分の領域だ。」と言えるものを見出すべく、努力を続けて欲しい。
- 平成15年度決算は非常に厳しいものになるが、平成16年度以降は右肩上がりを目指している。よって、こういう厳しい状況下でこそ、能力を発揮して業務に取り組んで欲しい。
- 健康と安全に十分に留意して欲しい。