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プレスリリース
資源・エネルギー・環境

発電用ガスタービン「LM6000」の累計整備台数100台達成

 IHIは,このたび,発電用ガスタービンLM6000の累計整備台数100台を達成しました。「LM6000」は,米国GE社で開発された航空機用ジェットエンジン「CF6-80C2」をマザーエンジンとする出力4万kWの航空転用型ガスタービンで,世界中で1000台を超えるエンジンが生産され,運用されています。
このたび,100台目の整備を行ったガスタービンは,「LM6000PD」と呼ばれるDLE燃焼器(DLE:Dry Low Emission)を搭載した低Nox型ガスタービンで国内のお客様が運用されているものです。

 IHIは,GE社から「LM6000」整備工場として認定を受け,2006年から自社整備を取り込み高温部整備やオーバーホールをはじめ各種整備を行ってきました。IHIは,これまでに多くの航空機用ジェットエンジン整備を行っており,そこで得た豊富な実績と経験に基づいた高い整備品質・技術は,高い信頼を得ています。

 IHIのガスタービンの整備拠点は,国内では,呉第2工場以外に瑞穂工場(東京都西多摩郡)の2拠点が,海外では,アジア(タイ),米国(ワイオミング州),豪州(パース)の3拠点があります。これらの整備拠点では,お客様の発電プラントの日々の運用や保守メンテナンスをサポートしています。また,IHIでは,お客様のプラントとIHI本社間をインターネット回線で繋ぎ,プラントの運用状態をリアルタイムで遠隔監視し,異常が検知されると大事に至る前に速やかに対応策・処置等をお客様に提案するサービスも展開しています。

 IHIは,今後,増加する発電用ガスタービンの整備需要に応えるため,「匠とおもてなし」を基本としたサービスの提供に取り組んでいき,事業の拡大を図っていきます。

 

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