IHI農業情報サービスを「第33回国際農業機械展in帯広」に出展
IHIは、新事業の一貫として、持続可能な食料生産、食の安全・安心などを目指し、平成23年度からIHIグループが持つ「宇宙開発」、「気象観測」、「農業機械」などで培った技術を活かした『IHI農業情報サービス』を、モニターとなっている十勝帯広エリアの農業生産者向けに提供し、生産支援を行う取組みを始めています。
当社の農業情報サービスは、作物・環境センシングを中心とした農業ICT技術を採りいれて開発した農業生産支援システム「Field Touch(フィールドタッチ)」を使用して展開しています。これは、作物の生育環境データ、作物の生育状態データ、作業ログデータを収集し、フィールドタッチ上で提供される生産支援情報・ツールを活用して、農業生産および経営の計画・実行・点検・改善を行うものです。
現在は、人工衛星・航空機による土壌分析・植生分析情報提供と、IHIグループの明星電気などのフィールドセンサーによる気象・土壌観測の情報提供を、300軒近くのモニター生産者向けに試験提供を行っており、将来的には、食品メーカーの原料作物の安定調達や、流通・小売企業の生産野菜の安定調達などにも寄与する、新たな価値の提供を目指していきます。
当社では、IHIスターとともに、7月10日(木)から7月14日(月)に開催される日本最大級の農業機械の祭典である「第33回国際農業機械展in帯広~次世代農業へ新たなる挑戦~」に出展し、農業情報サービスを紹介します。
出展内容は以下の通りです。
◆ IHI:『農業情報サービスで、食・農の世界に新たな価値を提供』をテーマに、農業生産者や農業・食品関連企業に、農業の生産性向上や農産物の安定調達・QCD改善に繋がる情報を提供するサービスである当社開発の「フィールドタッチ」を紹介。来場者に実際にタブレット端末を操作していただき、試験提供している情報サービスをご覧いただくことがきます。
◆ IHIスター:創業90周年を迎えるIHIスターでは、大規模化した北海道農業にフィットする90周年モデルの大型ハイドロマニュアスプレッダ(たい肥散布機)、今後、更なる需要の増加が見込まれる可変径フィードラッパー(混合飼料成形密封装置)などの実機8機を展示します。
◆ 明星電気:小型気象計「POTEKA2」を展示します。
株式会社IHIスター(STAR) | ||
本社 | : | 北海道千歳市 |
代表取締役社長 | : | 青栁 稔 |
事業内容 | : | 農業用機械などの製造・販売 |
明星電気株式会社 | ||
本社 | : | 群馬県伊勢崎市 |
代表取締役社長 | : | 石井 潔 |
事業内容 | : | 気象防災・環境計測・情報通信総合メーカー |
http://www.meisei.co.jp/ |


