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2016年 社長年頭挨拶(要旨)

 当社社長 斎藤 保は仕事始めの1月5日朝,IHIグループ全従業員向けに新年挨拶を行いました。要旨は以下のとおりです。

「強化する年」

 2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催まで,いよいよ5年を切った。この節目の年までに社会に起きるであろう「変化」や「発展」に対し,スマートで安全なインフラ,安心を担保するセキュリティー,ICT技術の更なる革新・活用といった面で,IHIグループの技術力が貢献することを強く期待している。

 日本経済は,企業の順調な業績による緩やかな経済成長が続いている。訪日客の需要も重要な経済要因になるなど,グローバル化を日常的に感じる時代となった。一方で世界経済は,米国の堅調な経済に牽引される反面,中国や新興国での減速感が強まった。さらにはテロの発生が世界各地に広がるなど,グローバル社会は今,大きな不安を抱えこみながら,ますます複雑化を増している。

「グループ経営方針2016」~収益基盤の強化~

 IHIグループは本年4月から新しい中期経営計画「グループ経営方針2016」に取り組んでいく。この「グループ経営方針2016」では,「収益基盤の強化」を目標に掲げ,3年後の2018年度に営業利益率7%を実現し,5年後の2020年度には営業利益率8%達成に向け,安定収益を確保できるIHIグループを目指す。
昨年はコーポレートガバナンス元年とも呼ばれ,各企業はガバナンスの強化に取り組んでいる。IHIグループも事業戦略の実行力を高め,より多くのステークホルダーの期待に応えられる高収益企業へと成長しなければならない。

~収益基盤の強化に向けて~

 収益基盤の強化に向け,「事業戦略の実行力強化」,「プロジェクト遂行体制の強化」,「グループ共通機能の強化」の3つの強化を推し進めながら,ものづくりを支える品質の作り込み,品質力の向上を図っていく。そして2020年には,収益基盤を確固たるものとし,夢のある社会発展に私たちIHIグループが一層貢献できるよう,共に取り組んでいこう。

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