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プレスリリース
産業システム・汎用機械

舶用機械事業の事業譲渡について

 株式会社IHI(所在地:東京都江東区,社長:満岡 次郎,以下「IHI」)は,「グループ経営方針2016」を策定し,収益基盤の強化を図るべく新たにポートフォリオマネジメントを取り入れ,事業の集中と選択に取り組んでいます。その取組を加速するため,今般,当社の舶用甲板機械事業(デッキクレーン,係船機)を株式会社相浦機械(所在地:長崎県佐世保市,社長:野中 眞治,以下「相浦機械」)に譲渡する事業譲渡契約を締結いたしました。

 IHIの舶用甲板機械事業は,1963年に国産1号機を納入して以来,高い品質と充実したアフターサービス網により高い信頼を得てきましたが,舶用機械業界は,将来的には造船需要の回復に伴い需要回復が見込まれるものの,近年における市況は厳しいことから,事業としての競争力を高めていくため,大島造船所の子会社である舶用機械メーカーの相浦機械に事業譲渡を行うことといたしました。

 今後,IHIで設計・製造・販売している製品およびアフターサービスは相浦機械に引き継がれ,それぞれが得意とする油圧技術や電動技術をはじめとする高い設計力,製造・品質・サービスを融合させ,これまで以上に魅力のある製品・サービスを提供していきます。
 なお,IHIが展開している中国へのライセンスビジネスは引き続きIHIにて実行していきます。

 本件取引の実行には独占禁止法に基づく手続きの完了が必要となりますが,譲渡日は,2017年5月1日を予定しています。


株式会社相浦機械
所在地 長崎県佐世保市光町177番地2
代表者 代表取締役 野中 眞治
資本金 300百万円(2016年3月末)
従業員数 600名(協力会社含)
事業概要
  

  
デッキクレーン,ハッチカバー,ガントリークレーン,アンローダー装置(チップ,
石炭,石灰石)の製造・販売

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