ファインバブル技術を用いた除菌水「Re:Clear(リクリア)」の 霧化式空間除菌装置を開発
~従来型のガス式・噴霧式を改良し,短時間で高い除菌効果を実現させた霧化式除菌装置を第2回感染対策EXPOに展示します~
IHIのグループ会社である株式会社IHI物流産業システム(本社:東京都江東区,社長:笠 俊司,以下「ILM」)はこのたび,高い除菌能力と無刺激性,無残留性の特長を持つオゾンガス処理除菌水Re:Clear:リクリア(以下「リクリア」)を用いた専用の霧化器を開発し,株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(本社:神奈川県横浜市,代表取締役社長:稲垣 和也,以下「TCD」)と行った除菌試験において,短時間で付着菌を99.99%除菌することを確認しました。その試験結果および本製品を2022年10月12日(水)~14日(金)に幕張メッセで開催される「第2回感染対策EXPO」にて初めて公開します。
オゾン水発生装置(霧化器)の除菌および材料劣化試験
試験概要 結論 (2)材料劣化に影響しないことを確認
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複数人が利用する車両(救急車やレンタカー,タクシー),医療や福祉施設(病院,老人ホーム),宿泊や宴会施設(ホテル,旅館,式場)では,感染症予防対策の一環でILMのオゾンガス発生方式と噴霧加湿方式が空間浄化装置として幅広く使用されています。ガス方式は,空間内の隅々にまで満遍なくオゾンガスが行きわたるため,均一な除菌が可能ですが,除菌時間が長いことが課題です。一方,噴霧加湿方式は,薬剤である除菌水(リクリア)がガスに比べ菌との接触面積が広いため,短時間での除菌が可能ですが,粒子サイズが大きくすぐ落下することから隅積みにまで行きわたらせることが難しく,また,器材を濡らすため,2度拭きの付帯作業が発生しています。この状況に伴い,現場では,短時間で高い除菌性能を持つ次世代オゾン除菌方式のニーズが高まっていました。ILMは,このようなニーズに対応するため,リクリアを霧状に発生させ,ガスと液体のメリットを兼ね備えた除菌方式となる空間除菌装置を開発しました。
本製品は,除菌およびウィルス対策を必要とする救急現場をはじめ,医療機器の消毒,車両・バス・航空機などの公共交通機関,などにおける感染拡大対策として,幅広く利用を想定しています。目標販売台数は,2023年度にリクリア100万本と,本製品1万台です。ILMは,感染制御機器であるオゾン関連製品において,長年にわたり医療機関向け多数の販売実績を持っています。今後,この実績および技術を活かして,日本国内のみならず,海外向けの院内感染対策と公衆衛生対策に貢献してまいります。
Decom.Techは、燃料デブリ取り出し規模の更なる拡大(以下、大規模取り出し)に必要なシステム・設備の基本設計をとりまとめ、さらに燃料デブリ取り出しに必要となる研究開発も担います。今後、2030年代に計画されている大規模取り出しに向け、事業の伸展に合わせて段階的に事業を拡大し、安全かつ着実な廃炉作業に貢献してまいります。
オゾンガス処理除菌水「Re:Clear(リクリア)」の空間浄化装置の仕様
電源 | AC100V 50Hz/60Hz |
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消費電力 | 760W |
加湿量 | 500mL/45分 |
寸法 | W 295mm H 270mm D230mm |
ファン風量 | 216m³/h |
霧化方法 | 加熱蒸発皿式 |
希望小売価格 | リクリア霧化機 ¥70,000 (リクリアボトル ¥1,800) |
第2回感染対策EXPO IHI物流産業システムブース概要
1)展示会名 | 第2回感染対策EXPO |
2)会期 | 2022年10月12日(水)~ 2022年10月14日(金)3日間 10:00~18:00 (最終日のみ17:00終了) |
3)会場 | 幕張メッセ 千葉市美浜区中瀬2-1 ※アクセス方法につき,下記URLをご参考ください。 https://www.medical-jpn.jp/tokyo/ja-jp/visit.html#shows |
4)ブース | 2ホール 10-34 |
本製品に関するお問い合わせ先
株式会社IHI物流産業システム 環境ソリューションBU 営業部
TEL:086-944-6510
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