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資源・エネルギー・環境

IHIとシンガポール・ST ENGINEERINGが,よりグリーンな世界に向けたスマートで持続可能なソリューションの導入拡大を共同で推進

 IHIは,ST Engineering IHQ Pte Ltd (以下,ST Engineering,本社:シンガポール)と,世界に向けた環境にやさしくスマートで持続可能なソリューションの導入を,共同で推進するための覚書(以下,本MOU)を締結しました。両社の知見を活かし,都市ソリューション,エネルギーマネジメントおよび水素関連技術,アンモニアソリューション,宇宙データ利用などの分野で検討を進めます。

写真左よりIHI 取締役 常務執行役員 小林 淳,ST Engineering 代表取締役社長 Vincent Chong氏

 今回の協業で,IHIとST Engineeringは,持続可能なソリューションのあらたなユースケースおよび市場開拓を目的に,それぞれの専門知識とリソースを結集し,市場ニーズに合致した技術・ソリューションの共同開発を検討します。,両社で市場主要関係者との知識共有を通じて,都市における道路渋滞の緩和,クリーンエネルギーの利用拡大,リモートデータ活用による気候変動対策に向けた活動の推進などを目指します。

 今回のMOU締結により,株式会社IHIとST Engineeringは,より環境にやさしい未来への道を切り開き,お客さまのサステナビリティ目標達成を可能にするソリューション導入に貢献してまいります。
  

ST Engineering について
ST Engineeringは,航空宇宙,スマートシティ,防衛,および安全保障といった多種多様に事業展開し,グローバルな防衛技術を有しています。技術革新を活用して問題を解決し,より安全で持続可能な世界を目指してします。シンガポールに本社を置き,アジア,ヨーロッパ,中東,米国に拠点を構え,100カ国以上の顧客に対応しています。ST Engineeringの2022年度売上高は約90億ドルで,シンガポール取引所に上場している大手企業の中でも上位になります。詳細はウェブサイトhttps://ww​w.stengg.c​om/​ をご覧ください。

IHI について
IHIは日本を代表する総合重工業グループです。1853年創設の日本初の近代的造船所を起源とし,造船技術をもとに陸上機械,橋梁,プラント,航空エンジンなどに事業を拡大。近年は,資源・エネルギー,社会インフラ,産業機械,航空・宇宙の4つの事業分野を中心に幅広いソリューションを提供しています。発電分野においては,火力発電所向けにボイラやガスタービンなどを製造しており,現在は,脱炭素社会の実現に向けて,アンモニア燃焼技術の開発や,カーボンフリーな燃料アンモニアサプライチェーン構築を推進しています。詳細はウェブサイトhttps://www.ihi.co.jp/ をご覧ください。

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