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航空エンジン

IHIは日本のジェットエンジン生産の60~70%を担うリーディングカンパニー。防衛省が使用する航空機のほとんどのエンジンの主契約者となり、その生産を担っています。また、大型から小型まで各種民間機用エンジンの国際共同開発事業にも参画し、エンジンモジュールや部品を開発、供給しています。これらエンジンの開発、製造技術を生かして各種エンジンの整備にも取り組み、アジアにおける航空エンジンのメンテナンスセンターとしても高い評価を得ています。環境にやさしいエンジンに対する必要性と企業の責任が高まる中、種々の最先端技術を生かした次世代エンジンの研究開発も進めています。

民間航空機用高バイパス比ターボファンエンジン

  • V2500ターボファンエンジン

    日、米、英、独、伊5ヵ国の国際共同開発事業により開発された中型エンジンで、エアバス社A319/320/321の120~180席級機体に搭載されています。 受注が5,000台を超えるベストセラーエンジンで、IHIはファンモジュール、低圧シャフトなどを供給しており、整備にも力を入れています。
    • A321(提供:エアバス社)
  • GEnx®ターボファンエンジン

    次世代航空機ボーイング787と747-8に搭載されています。燃料消費率などの対環境性能と運航コストに優れた最新エンジンです。米国ゼネラルエレクトリック(GE)社を中心とする開発プログラムに参画し、低圧タービンの回転系部分および高圧圧縮機後段を中心に、約13%のワークシェアで参入しています。

    • ボーイング787(提供:The Boeing Company)
  • GE90ターボファンエンジン

    ボーイング777に搭載される世界最大の推力をもつエンジンで、シリーズ最大のものは直径が3mあまりの大型エンジンです。米国ゼネラルエレクトリック(GE)社を中心とするメーカーの共同開発です。
  • CF34ターボファンエンジン

    70~100席級の小型エンジンで、世界のリージョナルジェット機に搭載されています。米国ゼネラルエレクトリック(GE)社とIHIを中心とするメーカーの共同開発です。
  • Trentターボファンエンジン

    英国ロールスロイス社が中心になり開発した大型エンジン。シャフトや低圧・中圧タービンの部品を中心に供給しています。
  • PW1100G-JMターボファンエンジン

    米Pratt&Whitney社、独MTU社と日本航空機エンジン協会により共同開発、生産されるエンジンで、中型機のエアバス社A320neo型機に搭載されます。 ギアードターボファンシステムを採用したエンジンで、IHIは複合材ファン部品の開発を担当しています。

防衛省向け低バイパス比ターボファンエンジン

  • F110ターボファンエンジン

    日米共同開発されたF-2戦闘機用の新鋭エンジン。米国ゼネラルエレクトリック(GE)社のライセンスによりIHIが主契約者として量産しています。

    • 提供:防衛省 航空自衛隊
  • F3ターボファンエンジン

    ジェット練習機T-4に搭載されている小型ターボファンエンジン。日本で独自に開発され、量産されたエンジンとしてはJ3エンジンに次いで二番目のものです。

防衛省向け高バイパス比ターボファンエンジン

  • F7-10 ターボファンエンジン

    固定翼哨戒機P-1に搭載されている高バイパス比ターボファンエンジン。
    防衛省により日本で独自に開発されたエンジンの量産化製造を行っています。

多目的ヘリコプター用ターボシャフトエンジン

  • T700ターボシャフトエンジン

    防衛省の対潜、救難、多用途ヘリコプターに搭載されているエンジンで、ジェット噴流を回転動力に変えてローターを回します。

航空エンジン整備

  • 航空エンジン整備

    IHIでは、V2500, CF34エンジンや、その他部品の整備をしております。詳しくはHPをご覧ください。

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