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分離機 / 脱水機

SEPARATOR / DEHYDRATOR

スクリュウデカンタ形遠心分離機

ISC-H形

省エネ遠心濃縮機

濃縮用途に特化。従来方式に比べ、消費電力、設置動力とも非常に少なく済む省エネタイプのデカンタ形遠心分離機です。

省エネ遠心濃縮機でスクリュウデカンタ形遠心分離機のISC-H形
スクリュウデカンタ形遠心分離機ISC-H形の特長チャート
経済性
5
適応性
3
特殊性
5
脱水性
2
耐摩耗性
4
操作・保守性
4
合計
23

特長

省エネタイプの濃縮機 無薬注で高度な濃縮が可能です。

当社の長年にわたる分離・脱水技術の研究と、遠心分離機の実績をもとに開発された濃縮機です。従来方式に比べ消費動力、設置動力とも非常に少なくて済む省エネタイプです。IHIの品質管理体制のもとで製造される信頼性の高い製品です。

主な用途

下水およびコミプラ
最初沈殿池汚泥・混合汚泥・重力濃縮後の混合汚泥・活性余剰汚泥・その他の三次処理汚泥など
し尿処理
活性余剰汚泥・消化汚泥・混合汚泥(消化汚泥+活性余剰汚泥)・浄化槽汚泥・その他の三次処理汚泥など
その他
各種産業廃水処理汚泥・上水処理汚泥・プロセス液

寸法図

ISC-H形の寸法図1 ISC-H形の寸法図2

仕様

型式 基準処理量(㎥/h) 最大
遠心効果
(G)
設置動力(kW)
下水
余剰汚泥
し尿
余剰汚泥
駆動用
電動機
差速用
制動機
潤滑油
装置
ISC-1H 1.5 1.2 2000 2.2 1.5
ISC-2H 4 3 2000 3.7 1.5
ISC-2HC 5.5 4 2000 3.7 1.5
ISC-3H 6 5 2000 5.5 1.5
ISC-3HC 9 7 2000 7.5 1.5
ISC-4H 10 8 2000 11 2.2
ISC-4HC 14 11 2000 15 2.2
ISC-5H 16 12 2000 18.5 3.7
ISC-5HC 22 17 2000 22 3.7
ISC-6H 28 21 2000 37 5.5 0.75
ISC-7H 36 27 2000 45 7.5 0.75
ISC-8H 50 38 2000 75 11 0.75
ISC-9H 70 50 2000 110 15 0.75
ISC-11H 110 80 2000 150 22 0.75
ISC-13H 170 130 1800 250 30 1.5
型式 質量
(kg)
外形寸法
(mm)
共通ベット
付き
A B C1 C2
ISC-1H ※720 1675 1320 573
ISC-2H ※820 1865 1380 594
ISC-2HC ※1000 2080 1380 594
ISC-3H 1900 2135 1600 707 929
ISC-3HC 2100 2400 1600 707 929
ISC-4H 3000 2725 2000 834 1056
ISC-4HC 3300 3070 2000 834 1056
ISC-5H 5200 3450 2300 1031 1256
ISC-5HC 5500 3880 2300 1031 1256
ISC-6H 11000 4600 2900 1400 1650
ISC-7H ※8200 5000 3200 1600
ISC-8H ※11400 5500 3600 1800
ISC-9H ※15000 7200 3800 2000
ISC-11H ※25000 8700 4200 2300
ISC-13H ※38000 10000 4700 2700
  • 注1. 下水余剰汚泥の基準処理量は、原液SS濃度:0.6〜0.8%、濃縮汚泥濃度:4%以上、SS回収率:90%以上の無薬注濃縮の場合を示します。
    処理量は、SS回収率が85%のときには1.2倍に、SS回収率が80%のときには1.3倍になります。
  • 注2. し尿余剰汚泥の基準処理量は、高負荷処理の余剰汚泥であって、原液SS濃度:1.5〜2.0%、濃縮汚泥濃度:4〜5%、SS回収率:90%以上の無薬注濃縮の場合を示します。
    処理量は、SS回収率が85%のときには1.2倍に、SS回収率が80%のときには、1.3倍になります。
  • 注3. 駆動用電動機、差速用制動機の動力は、インバータ駆動の場合を示します。駆動方式や採用する遠心効果や処理量によって変わることがあります。
  • ※印は、共通ベッドなしの場合を示します。

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